ヴィンテージのサングラス。1940〜50年代のフランス製。当時のセルロイドは貴重で、小ぶりなデザインが上品。
「Feel So Goodなモノ語り」とは……▶︎すべての写真を見る | ザ・デイ ディレクター 河内直哉さん 国内ブランドのプレスを長年務め、2022年に独立。翌年、自身のブランド、ザ・デイを設立し、“街に馴染む日常着”をテーマに展開。年4回コレクションを展開し、注目を集める。 |
普段から日常生活にすんなり馴染むもの、そして実用性の高いものを厳選して付き合うようにしています。
そのマインドや哲学が読み取れる書籍や資料も集めており、特に民俗学関連や、古美術品、古道具等のアーカイブをまとめた歴史的書物は、知識欲を満たしてくれます。
宮本常一著『忘れられた日本人』、坂田和實著『古道具、その行き先』。民俗学者の宮本常一氏と美術評論家の坂田和實氏の著作は、古き佳き時代の道具とそれを取り巻く人々の有り様がわかる。
また、時代や国が変わっても、シンプルなアイデアで作られたツールの数々は、思わず見入ってしまう機能美に溢れています。
眺めているだけでも気分が上がりますし、モノづくりの参考になります。
秋田で15歳から籠を編み続けている職人、中川原信一氏によるあけび籠。手触りやフォルムの美しさに感動した。
今では入手が難しい90年代の「パタゴニア」のカタログ。当時連載されていた「フィールドレポート」を今でも熟読。迫力のある写真の数々も圧巻。
特に90年代のパタゴニアのカタログは秀逸で、バイブルと言っても過言ではありません。事あるごとにページを開いてその世界観に浸っています。