「トレンドゆく年くる年」とは…… オーシャンズ世代の頼れるブランドのひとつ、ディッキーズ。
定番の874パンツ以外も大豊作だった昨年に続き、今年はどんな新作が飛び出すやら。プロダクト担当の奥村洋介さんに、2024年のディッキーズトレンドを予測してもらおう。
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奥村洋介さん●100年ブランド・ディッキーズのプロダクト部門を担当し、企画の立ち上げから生産、マーケティングの分野まで幅広くフォローする。
トレンド① 無骨さを緩和する白&淡色に注目を
「874ワークパンツ」各7700円/ディッキーズ https://www.dickies.jp
「昨年から少しずつ白や淡色のアイテムに注目が集まるようになりました。2024年の春夏は、さらに人気が高まる予感がしています」。
ディッキーズといえば、これまでに874をさまざまなカラーで発表してきた。中でもビビッドなレッドやグリーンは印象深い。それとは一線を画す淡いカラーの874とは新鮮である。
「ブラックやカーキ、ネイビーといった定番カラーをお持ちの方は、2本目、3本目として白や淡色の874で、遊びを入れてみてはいかがでしょう」。
特にラベンダー調のカラーの874は、長年プロダクト担当を務める奥村さんも「記憶にない」と語る、珍しい新色だ。白はほのかにグレーがかっており、いわゆる“白パン”にハードルの高さを感じる大人でも挑戦しやすそうだ。
しかも、これらのカラーが採用されるのは874だけではない。
[左]「アイゼンハワージャケット 中綿入り “TJ15”」1万3200円 、[右]「アイゼンハワージャケット "JT75"」1万1000円/ともにディッキーズ https://www.dickies.jp
「アイゼンハワージャケットも同色が展開予定です。こちらも型としては定番ですが、色に変化が加わることで新たな気分で楽しんでいただけると思います。春らしさを演出するのにも有効ですよ」。
ワークウェアは武骨というイメージがあるが、こちらはなんともクリーンな雰囲気だ。
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