出身国によって、温泉への抵抗感はだいぶ違う
日本を訪れる外国人全員に一度だけでも温泉を体験してほしいと思いますが、文化の違いによってハードルが高いと感じられる場合があります。
例えば、どこにも書いていないけれど日本人であれば当然わかってるような入浴時のマナーなどです。
小さいタオルはお湯に触れないようにすること、お風呂からあがる前に体に付いてる水をキレイに拭くこと、大きい声で会話をしないことなど、知らずにマナー違反をしてしまうのではという心配があります。
なぜ、そんなにルールがたくさんあるかというと、温泉とは全員が気持ちよく時間を過ごせる空間であるためです。みんながお互いを尊敬しつつ、衛生のことも考えてくれるため、温泉ではリラックスしやすくなります。
「どこにも書いてないけど知っておくべき日本のルール」をテーマにした本があれば、すべての外国人が購入するでしょう。
もっとも外国人にとって違和感を感じる理由は、見知らぬ人と全裸になって温泉に入ることでしょう。ラトビアにはサウナ文化が昔からありますので、私は抵抗はありませんでした。
しかし、フランス出身の友達に日本旅行の反応を聞くと、色々楽しかったけれど全裸になるという文化にはやはり抵抗があり、温泉に入ることは諦めたと言っていました。
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