「ほぼゾウだろ」な今作登場のゾウマリオ
そんな今作のマリオは「ゾウフルーツ」を取ることで大きな象の姿=ゾウマリオになれることが特徴です。
「マリオの服を着た二足歩行のゾウ」といった風体で、長い鼻を使って敵を倒したり、硬いブロックを壊すだけでなく、ステージ内にある水を吸うことで鼻に水分を貯めることができます。そこから放出する水を使って「水やり」をすることで、ちょっとしたギミックを作動させることができるのです。
このゲームの発売前段階で「ゾウマリオ」のデザインが公開されたとき、かなりインパクトのあるその見た目に世界がざわついていました。
マリオは今までのシリーズでも、タヌキになったりカエルになったりネコになったりとさまざまな動物に変身してきたわけですが、ここにきてまさかのゾウ、しかも「ゾウ要素のあるマリオ」ではなく「ほぼゾウ」という見た目だったので「任天堂はどうしちまったんだ?」「これがワンダー(驚異)か」とギョッとしたことでしょう。
また、ワンダー王国の兵士たちは頭に花が咲いているのですが、テンションと直結しているのか、沈んだ気持ちだとつぼみの状態になっています。
そんな彼らにゾウマリオの鼻に貯めていた水をかけてやるとパッと花開く。
なんとなくゲームをしていると危うく見過ごしてしまいそうですが、鼻の水でテンションが上がっている姿はやっぱり「ワンダー」な光景です。
そして何よりも「ワンダー」なのは、「ワンダーフラワー」に触れたときの「あまりにもワンダーな変化」に尽きるでしょう。
コース内のどこかにあるワンダーフラワーに触れるとその世界が一変します。
3/3