幽助の先輩・仙水忍に学ぶ「人間の汚さ」
ほかにも、仙水っていう極端な人間嫌いのやつがいて、俺は彼から人間の汚さのようなものを学びました。多重人格っていうキャラ設定も新しくて、当時の漫画では見たことない画期的なものが詰まっていましたね。
仙水は本来、幽助の先輩にあたる味方キャラだったんですよ。霊界探偵として妖怪を排除していたんですけど、あるミッションの最中に、人間が妖怪を凌辱して遊んでいる場面に立ち会っちゃったんですよね。
そこでそれまで信じていたものが、一気に覆っちゃったっていう。最後は妖怪に憧れて死んでいくっていう、ちょっと切ないストーリーでした。
本当に『幽白』は、人間の強さ、弱さ、熱さ、冷たさ、面白さ、シュールさみたいなバランスが全部絶妙でしたよね。
ほかにも印象に残ってるシーンはいろいろあるんで、詳しくは動画の方をぜひ見てください。戸愚呂についても詳しく語っています。
ということで、今回は『幽☆遊☆白書』を紹介しました!次回もお楽しみに!
戸愚呂編、魔界編は動画でどうぞ!