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2023.12.26

たべる

ル・クルーゼならウマくなるのを待つだけ! 料理に時間をかけるほど“いいこと”が起こる魔法の鍋



「タイパ」や「コスパ」がいいものとされ、何をするにも時短や効率を求めてしまいがちな忙しい毎日。たまにはそれらの価値から一歩離れてみてはどうだろう。

例えば、時間に余裕のある年末年始に、あえてゆ〜っくり時間をかけて料理(=じっくり料理)をしてみる。そうすると見えてくる“いいこと”とは……? 

オーシャンズの料理番長マーシーことモデルの三浦理志さんとフランス生まれの鍋「ル・クルーゼ」と一緒に考えてみた。

時間をかける料理は大変じゃない。「ル・クルーゼ」なら待つだけ



料理に興味を持ったことのある人なら、レシピを見て「え、1時間以上も煮込むの? めんどくせ!」と思ったことのある人は多いはず。あるいは「調理時間約2時間半」との記載に「うわっ、大変」と思ったこともあるかもしれない。

時間をかける=大変、果たしてそうなのか。



「“じっくり料理”はやっぱり時間に余裕のある時じゃないとできないけれど、じゃあ大変かっていうとそんなこともないと思うんだよね」とマーシー。

ミウラメシではパッと作れる鬼ウマ!レシピも多々並んでいるが、時間をかけた煮込み料理もマーシーの得意料理のひとつだ。



「材料を切って鍋に放り込んじゃえば、あとは鍋と時間がおいしく仕上げてくれるからね」というわけで、今回のメニューは煮込めば煮込むほど上手くなるビーフシチュー。主な材料は肉と野菜と赤ワイン、だけ。「ルーを使わなくたって、鬼ウマ! 間違いなし」と自信に満ち溢れた笑顔でキッチンに立つ。

「じっくり料理をしたくなるときって、例えば畑ですごくおいしそうな野菜が採れたとか、魚屋でいい魚が丸ごと1匹手に入ったとか、そういう『いい材料がある』とき。あとは『いい道具』を手にしたときも、じっくりそれを使って料理しようという気になる」。



今日の“いい材料”は、肉屋で大きめにカットしてもらった煮込み用の国産黒毛和牛。“いい道具”のほうは、普段から愛用しているというル・クルーゼの「シグニチャー ココット・オーバル(25cm)」だ。

シグニチャー ココット・オーバル 25cm マットブラック[シルバーツマミ]3万9600円/ル・クルーゼ www.lecreuset.co.jp

シグニチャー ココット・オーバル 25cm マットブラック[シルバーツマミ]3万9600円/ル・クルーゼ www.lecreuset.co.jp


ル・クルーゼといえばカラフルなイメージだが、このマットブラックも捨てがたい。プロのキッチンに似合いそうなキリリとした佇まいは、男のキッチンの格を上げてくれそうだし、料理欲(あるいは物欲)もそそられるというものだ。内側もざらっとした質感で、これが食材の焼き付けに適しているのだ。



「煮込み料理はあめ色玉ねぎの“焦げ”が旨みのもとになるんだけど、鍋の汚れが気になるっていう人もいるかもね。このマットブラックなら気にならないし、ル・クルーゼの鍋は焦げ付いても落ちやすいから大丈夫。焦げ付きそう!ってなったら、水を少し加えて焦げを溶かしながら炒め上げるのがポイント」。



鍋の中のあめ色になった玉ねぎに、先に炒めておいた牛肉とにんじん、じゃがいもを加えてワインをドボドボ。一煮立ちしたらマッシュルームと塩も加えて蓋をする。あとは、弱火にかけて、1時間半〜2時間、鍋にまかせるだけだ。



この時間こそがじっくり料理の“いいこと”だ。煮込んでいる間に短めの映画を一本見たっていいし、本を読んだっていい。料理に使った残りのワインを片手にぼ〜っと過ごすというのもアリだ(もちろん、鍋を火にかけていることを忘れてはいけないが)。台所をこの時間でピカピカに磨き上げておけば、夫/彼氏としての株も上がるというもの。


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