▶︎すべての写真を見る 「Bottega(ボッテガ)」とは、イタリア語で「工房」を意味し、小規模ながらもクラフツマンシップとクリエイティビティに素晴らしくこだわったハンドメイド製品を生み出す生産者のこと。
「ボッテガ・ヴェネタ」は、世界各地のさまざまな工房を支援することに力を注いでおり、ものづくりのエキスパートたちが広く世の中に認知されるための活動を展開している。
この工房支援プロジェクトの第一弾では、イタリア国内で活躍する工房に焦点をあてた。第二弾では、イタリア文化からインスピレーションを得た世界中の工房を取り上げた。
そして三回目となる今年選ばれた4つのボッテガは、ユニークな作品を生むエキスパートたちだ。ボッテガ・ヴェネタのウェブサイトやニュースレター、そしてミラノ フラグシップのウインドーを通じて、ものづくりを追求するボッテガたちにオマージュを捧げている。
中国の無形文化財である木工技術の習得と保存に力を注ぐ「Liu Wenhui」は、中国古代の木造建築からインスピレーションを得た木製ブロックの研究・開発や設計を行っている。
台湾出身のアーティストである「Cheng Tsung Feng」は、昔ながらの手作りの生活雑貨に用いられてきた技法を学ぶために伝統工芸の文化を研究している。
忘れ去られようとしている文化の研究を長きに渡って続けており、その技術を守る一方で、学んだ技術から着想を得たさまざまな大きさや形の作品を制作している。
「Bangpae Yeons(盾形凧)」は、ハンジ(韓紙)と呼ばれる紙と竹の棒から作られた韓国の伝統的な凧。
3代目の凧職人である「Kitai Rhee」の工房は、19世紀から伝わる伝統的な凧作りの職人技を守り続ける韓国で唯一の工房だ。
自ら立ち上げた韓国凧の保存協会会長でもあるKitai Rheeは、職人として凧作りのワークショップを開催し、後進の育成にも力を注いでいる。
1868年にイタリアで「Saul Modiano」が創業した「モディアーノ社」は、トランプ、タロットカードなど紙製品のデザインと製造を手掛ける老舗の工房。
モディアーノ社の高い技術は、イタリア国内だけでなく、海外でもトップメーカーとして知られています。ボッテガ・ヴェネタのために作られた特別なセットは、レザーエンベロップに収められている。
[問い合わせ]ボッテガ・ヴェネタ ジャパン0120-60-1966