▶︎すべての写真を見る 「業界人の先買いアウター」とは…… ミリタリーは冬の王道。その定説は今季も健在だが、傾向と対策には大きな変化が見られる。ずばり、カーキからブラックへ。
タフ&クールなベースカラーで、持ち前のワイルドさを上手に緩和。ほら、業界人もこんなに夢中!
① ジョン メイソン スミスのブルゾン
推薦人:荒木大輔さん(スタイリスト 47歳)
「ナイロンタフタミリタリーブルゾン」7万400円/ジョン メイソン スミス(ジョン メイソン スミス ジェーン スミス スミス 03-5738-7721)
「黒とネイビーしか(ほぼ)着ない」。そう明言する荒木さんは、ミリタリーを象徴するMA-1のチョイスにおいてもまるでブレない。選んだのは、ナイロンタフタのハリ感がブラックと調和するジャパンブランドの1着だった。
「手に持った瞬間、想像を超える軽さに驚きました。で、細かくチェックしてさらに感動。ステッチのシワ感やウールリブのボリューム感などにしっかりMA-1の雰囲気を感じつつも、不思議と野暮ったさがありません」とゾッコン。
襟部分にはフードが内蔵されるが、「襟に高さがあって、フードを出したときの雰囲気もすごく良い」んだとか。荒木さんの黒きクローゼットのなかで早くも存在感たっぷりのモダンミリタリーウェアは、今冬のヘビロテが確定している。
「超軽量かつ高い保温性を兼ね備えたプリマロフトを中綿に使い、アウトドアブランドなどで用いられるような軽量ナイロンでできている。都会生活からアウトドアシーンまで、幅広く活躍してくれそうです」。
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