意外と苦戦するモンスターの「配合」
「このモンスターとても強そうなのに、配合しても同ランクが生まれるばかりだ……」となることもしばしば。
また、配合後は配合元の2匹はどこかへ行ってしまうというシステムですし、配合したモンスターはレベル1から再スタートなので、そこまで気軽にやるわけにもいかないのです。
どの組み合わせがより強いモンスターになるのか、あれこれと試しているだけであっという間に時間が過ぎていることでしょう。
目当てのモンスターに配合したあと、ここで何と名前を付けるかを考えるのがまた楽しい。配合すると元のモンスターがいなくなってしまうと書きましたが、名前を襲名させることは可能なのです。
僕はがいこつの「祖父」とゾンビ犬のようなモンスターを配合させ、「くさった死体」というモンスターを生み出しましたが、彼には「くさった祖父」という名前を付けました。
祖父を甦らせようと試みたものの失敗してしまった孫の気持ちになり、少し悲しくもなりましたが、同時に「いつか祖父を蘇らせよう！」と強く決意したのです。
一点、とても残念に思うのは、配合したモンスターの家系図をずっと遡ることができないこと。何と何を掛け合わせたか、というデータは表示されはするのですが、2世代前までしか遡れず、彼らの名前も分からない。
ここはどうにか、すべてのモンスターの系譜を記憶できるシステムが欲しかったです。でなければ、いつか僕は祖父のことを忘れてしまうかもしれません。
エルフを匿いたいはずなのに何故か村に高い塔を建てたり（それも一瞬で）、「お前はなぜ盗みを嫌うんだ」と倫理観の崩壊している質問をする人間がいたりと、ツッコミをいれたいところもあるのですが、それも含めて新しいドラクエを楽しめそうです。
プレイに必要なゲーム機
Nintendo Switch
