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アトモスの大ヒット「スニーカー」3選!

ーーそれでは、「2023年にアトモスで売れたスニーカーTOP3」を教えてください。

① ナイキ「エア マックス プラス “トリプル ブラック”」

「エア マックス プラス “トリプル ブラック”」2万2000円/ナイキ(アトモス 03-6629-5075)

「エア マックス プラス “トリプル ブラック”」2万2000円/ナイキ(アトモス 03-6629-5075)


蛯原 1足目は、ナイキの「エア マックス プラス “トリプル ブラック”」。2023年から数年ぶりに再販されるようになったモデルです。

国内では、ナイキの直営店とアトモス限定の取り扱いということもあり、ずっと売れ続けていますね。トレンド的には、UKのノリが国内に入ってくるようになったタイミングで、「トリプル ブラック」も熱を帯びてきました。



ーー「エア マックス プラス」は今年で誕生25周年を迎えましたが、全体的に売れた印象はありますか?

蛯原 OGカラーの「レインボー」が復刻したり、海外ではフット ロッカー別注のモデルが出たりと、リリース自体も多かったので、その傾向はありました。来年には別のOGカラー「ボルテージ パープル」が復刻する噂もあるので、さらに盛り上がるのかなと思います。

② サロモン別注の第2弾「ACS + CSWP」

「SALOMON ACS + CSWP ATMOS」2万9700円/サロモン×アトモス(アトモス 03-6629-5075)

「SALOMON ACS + CSWP ATMOS」2万9700円/サロモン×アトモス(アトモス 03-6629-5075)


蛯原 次は、サロモンとアトモスの別注、第2弾モデル「ACS + CSWP」です。トレイルランニングのアイコンモデルをモダンにアレンジして、2023年にデビューした新作ですね。

今作は、地層や化石からインスピレーションを得たデザイン。アトモスの別注モデルの中では落ち着いた色味ですが、とても好評でした。シュータンのテープ部にアンモナイトの模様をあしらうなど、随所にギミックを入れつつ、ここ最近のテッキーな流れに乗った1足だと思います。



ーー今回の別注で、「ACS + CSWP」をベースモデルとした理由はあるんでしょうか?

蛯原 第1弾が「XT-6」がベースのコラボモデル「スターズ コライド」だったので、第2弾は挑戦的な意味も込め、なおかつキャンプやアウトドアブームの流れも汲んでいるからですね。

ーーなるほど!サロモンが一般的に浸透したのは、ここ数年前からのことですよね。「ACS + CSWP」以外に、よく売れたモデルはありますか?

蛯原 一番人気は、「XT-6」ですね。今年は、ジョウンドとのコラボモデルなども出ていましたが、定番カラーの「トリプル ブラック」は、なかなか買うことができないほど売れていましたね。

③ アシックス×アンダーマイカー×アトモスの限定色「ゲルカヤノ 14」

「ゲルカヤノ 14」2万2000円/アシックス×アンダーマイカー×アトモス(アトモス 03-6629-5075)

「ゲルカヤノ 14」2万2000円/アシックス×アンダーマイカー×アトモス(アトモス 03-6629-5075)


蛯原 最後は、アシックスの「ゲルカヤノ 14」をベースとし、韓国のアンダーマイカーをサードパーティに迎えたモデルになります。今かなり勢いのある「ゲルカヤノ 14」に初めて別注した、限定色のモデルですね。

ネイビー、オリーブの2色展開

ネイビー、オリーブの2色展開


蛯原 発売を記念して、新宿店でデザイナーの榧野俊一さんをお呼びしたトークショーを開催したりと、一緒に話題作りができたと思っています。

ーー「ゲルカヤノ 14」自体、アトモスでは人気のモデルですか?

蛯原 インラインもコラボモデルも関係なく、人気が高いです。特に、シルバー系は即完売が当たり前ですね。「ゲルカヤノ」シリーズが2023年で誕生30周年だったことも、盛り上がりの要因のひとつだと感じています。


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