トレンドゆく年くる年●2023年も間もなくゆき去り、2024年がやってくる。そんな今季の売れ筋アイテムは何か? トレンドをいち早くキャッチするため人気ブランドを突撃!
全国的に暖かく、まだアウターの出番が少ない今冬だが、うっかりするとあっという間に真冬到来となりかねない。
その前にお気に入りのアウターはゲットしておきたいところ。そこでパタゴニアのスタッフたちに、2023年のイチオシアウターを3着教えてもらった。
▶︎すべての写真を見る 今回訪れたのは……
「パタゴニア サーフ東京/アウトレット」 ![多くの若者が行き交う“裏原”の中にありながら流れるムードは実に穏やか。店内には、ウェアや小物だけでなく、サーフギアや食料品、日用雑貨といったバリエーション豊富なアイテムが並ぶ。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/5b08e02e2cd60c150b98dd11fbac13a5d9e2e592.jpg?w=850)
多くの若者が行き交う“裏原”の中にありながら流れるムードは実に穏やか。店内には、ウェアや小物だけでなく、サーフギアや食料品、日用雑貨といったバリエーション豊富なアイテムが並ぶ。
住所:東京都渋谷区神宮前3-18-24 ジムアベニュー1F 電話:03-3408-1888 営業:11:00~19:00 HP:https://www.patagonia.jp 紹介してくれたのは……
![[右]みやさん●(パタゴニア サーフ東京/アウトレット スタッフ)誰よりも製品に詳しい。頼れるストア・マネージャー。[左]ダニエルさん●(パタゴニア サーフ東京/アウトレット スタッフ)元パタゴニア・ホノルルスタッフ。サーフィンやハイキング、サイクリングが趣味。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/422b6b4f2b7612e985bc9f7ee50cc7da7ab4d491.jpg?w=850)
[右]みやさん●(パタゴニア サーフ東京/アウトレット スタッフ)誰よりも製品に詳しい。頼れるストア・マネージャー。[左]ダニエルさん●(パタゴニア サーフ東京/アウトレット スタッフ)元パタゴニア・ホノルルスタッフ。サーフィンやハイキング、サイクリングが趣味。
① スタッフイチオシは初のゴアテックスダウン
![「メンズ・ストームシャドー・パーカ」14万3000円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/a0f6cab0acacc2fe77714d2d020553df1c292254.jpg?w=850)
「メンズ・ストームシャドー・パーカ」14万3000円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)
ファンの間では周知の事実だが、大まかにわけてパタゴニアには普段着から旅行、仕事着としても活躍する「ライフ アウトドアウェア」と本気のアウトドアにも対応する「テクニカルウェア」の2つのラインがある。
今回、前者としては初のゴアテックスダウンが登場した。ファレル・ウィリアムスも愛用しているという「メンズ・ストームシャドー・パーカ」だ。
![お気づきだろうか。メンズ・ストームシャドー・パーカにはパタゴニアでも珍しく、モノトーンのタグが採用されている。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/e8f6c57791f696ec6231083bc5089cc34d9187b1.jpg?w=850)
お気づきだろうか。メンズ・ストームシャドー・パーカにはパタゴニアでも珍しく、モノトーンのタグが採用されている。
みやさん「これが、ライフ アウトドアの製品で初めてのゴアテックスを採用した『メンズ・ストームシャドー・パーカ』です。今回ご紹介する3アイテムのなかでも、断然イチオシです。
とにかく高機能なんですよ。700フィルパワーのダウンを活かすための工夫を随所に施しています。たとえば、首やウエストの部分には冷気の侵入を防ぐダウンチューブが施されていますが、ドローコードを引っ張ると、さらにダウンが体に密着する仕掛けになっています」。
![首まわりに見えるのがダウンが入った“ダウンチューブ” 。体の不調は首の冷えからと言われるが、これがあれば心強い。同じものがウエスト部分にも付いている。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/03ee12c8b5d84f39066704fe1baa676cc47c7922.jpg?w=850)
首まわりに見えるのがダウンが入った“ダウンチューブ” 。体の不調は首の冷えからと言われるが、これがあれば心強い。同じものがウエスト部分にも付いている。
みやさん「袖の部分にはダウンのガスケットが付いてます。これだけでも冷気が入りづらいのですが、スナップを使えば、さらにタイトに手首を守ってくれます。このダウンは北海道のような寒冷地でも十分すぎるくらいのスペックを誇ります」。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/241be0f162c8912ddb774ce832d7e881b67c0a18.jpg?w=850)
180度どこから見ても暖かそうだが、肝心のダウンはダックとグースの混合で100%リサイクル。そして、シェルと裏地にはPFCフリーDWR加工(フッ素化合物不使用の耐久性撥水コーティング)が施されている。
パタゴニア史上“最も保温性が高く、最もリサイクル素材を使ったアウター”だという。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/9ea51feaf5efe89dd2ae9b10b97f2aaaf3ed2a2b.jpg?w=850)
ダウンジャケットの魅力は、まだまだある。ダニエルさんは実際に着用した感想をこう語る。
![ダニエルさんは身長184cm, 体重70kg。着用サイズはM。](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/f49a64af7fe2ae3304dcdb6d471ffb0ea147eb2e.jpg?h=1014)
ダニエルさんは身長184cm, 体重70kg。着用サイズはM。
ダニエル「このジャケットは悪天候の山でも使えるし、雪が降る寒い日の街着としても使える、ハードコアとカジュアルの両方のシーンで使えるアウターだよ。めちゃくちゃ軽い。
ポケットの数が多いのも特徴なんだ。雪山で落とし物をしたら大変だからね。ポケットは寒い日でもジップを開けなくていいように外側に付いてるし、大きい内ポケットに手袋を入れておけば、自分の体温で温めておくこともできる。賢い工夫がたくさん施されてるよ」。
![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/44890/images/editor/c64b2ad2b5e8049545d999024775fced5844ceeb.jpg?w=850)
ダニエルさん曰く、他のダウンジャケットと着比べてみて通気性の良さが抜群らしい。「息がしやすいっていうのかな。長時間、着用したときの心地良さがぜんぜん違う」とのこと。
2/3