当記事は「FUTURE IS NOW」の提供記事です。元記事はこちら。 オンラインゲームやゲーム実況、eスポーツなど、目覚ましい勢いで進化を遂げるゲームカルチャー。ゲームが好きでもそうでなくても、否応なしに目や耳に入ってくるのではないでしょうか。
そこで今月は、今やメインカルチャーの一つになってきている「ゲーム」を特集します。そもそもなぜ今、ゲームがこんなにも人々を魅了するのでしょうか。本企画では、デジタルゲームやオンラインゲーム、ボードゲームなどゲームを愛する目利き6人に、ゲームを好きな理由やこれからのゲームの行方など、ゲームにまつわるあれこれを伺いました。
漫画家・山本さほさん
「その時の気分をゲームで擬似体験しています」
| 山本さほさん 1985年生まれ。幼少時代からの親友・岡崎さんとの友情や思い出を描いた自伝的作品『岡崎に捧ぐ』をWEBサイト「note」に掲載し、大きな話題に。その後、2015年より『岡崎に捧ぐ』の連載を開始し、2018年には単行本5巻で完結。現在は、週刊文春オンラインにて「きょうも厄日です」、週刊ファミ通‘(KADOKAWA)にて「無慈悲な8bit」を連載中。 Twitter:@sahoobb |
1日5時間はゲームをするほど、ゲームの大大大ファンです。そんな私がゲームをするのは、その時の自分がやりたいことをゲームを通して体験できるからです。鬱憤が溜まっている時はストレス発散ができるゲーム、日常にマンネリを感じたら刺激的なゲームといった感じで。
ここ最近は『バイオハザード RE:4』 をプレイしているのですが、1チャプター30分~1時間ほどなので、「仕事の合間に1チャプターだけ……」みたいな遊び方ができるので助かっています。
かつてゲームは、オタクと子どものものでサブカルチャーの一つだったように思いますが、近年はアイドルや俳優といった有名人の方々が「ゲーム好き」を公言してくれたことや、ゲーム実況ブームなどによって、すっかりメインカルチャーの一つに。これは子どもの頃からゲーマーだった者としては、とても嬉しいこと。
それに、ゲームはしないけどゲーム実況は見る「見るだけゲーマー」が増えたことも、ゲーム業界全体の活性化になっていて面白いですね。ゲームの未来を考えるとワクワクしますが、最近話題のChatGPTなどのAI技術は、数年後のゲームに多大な影響を与えると思っています。
例えばNPC
(*)の顔をAIが自動生成し、会話の内容が無限通りあったとしたら……。現実世界とゲームの世界の境目がなくなる時代はすぐそこまで来ていて、考えるだけでも楽しくて仕方ありません!
*NPC・・・Non Player Characterの略。ゲーム上でプレイヤーが操作しないキャラクターのこと 仕事の合間に、1チャプターだけプレイされている時の様子
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