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「よろしくお願いします」。

「よろしくお願いします」。


こちらは、飲食店支援事業部で働く朴澤綾乃(ほうざわあやの)さん。愛されキャラということで、近くにいた男性陣から「緊張してるね」「もっとスマイルで」などのヤジが飛んでくる。

綾乃さんが生まれ育ったのは宮城県仙台市。

2~3歳頃の写真(左・綾乃さん、右・綾乃さんの幼馴染)。

2~3歳頃の写真(左・綾乃さん、右・綾乃さんの幼馴染)。


「当時はお父さんが髪を切ってくれていたため、切りやすいという点でこういう髪型になったんだと思います。家族からは『ざんぎりちゃん』と呼ばれていました」。

仙台といえば、すぐに思いつくのは牛タンだが、地元の人にとっては他にも注目してほしいものがあるそうだ。

「ケヤキ並木が続く定禅寺通(じょうぜんじどおり)は『杜の都』のイメージそのもので紅葉シーズンがとくにきれい。ここは、12月になると『SENDAI光のページェント』というイルミネーションイベントが開催されて大勢の人で賑わいます」。

2022年度は約170万人が来場したという。

2022年度は約170万人が来場したという。


「あと、仙台からはちょっと離れていますが、松島の『一の坊』という温泉には小さい頃から家族でよく行っていました。私が温泉好きになるきっかけです」。

日本三景の島々を望むオーシャンビューの温泉リゾート。

日本三景の島々を望むオーシャンビューの温泉リゾート。


小学校から高校までは吹奏楽に打ち込んだ。中学と高校の担当楽器はテナーサックス。とくに体ができていない中学時代の練習はかなり厳しかったそうだ。

「サックスを吹くのに必要な肺活量や持久力を身に付けるために、校庭を20周走って、腹筋や背筋などのトレーニングをやって、その後にやっと楽器に触れる感じで。いちばん辛かったのは中腰で永遠に吹き続ける練習でした。脚がプルプルして立てなくなるんですよね」。

コンクールに向けた練習風景。

コンクールに向けた練習風景。


高校卒業後は東京の女子大に進学。初アルバイトは「バケット」というベーカリーチェーンで、これは大学の4年間ずっと続けた。


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