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2023.11.28

ファッション

サングラスの王道、レイバン「ウェイファーラー」の知っておくべき特徴と、日本人にも似合うワケ

※記事内のアイテム写真の一部は、過去のオーシャンズアーカイブからのイメージ写真であり、現在は販売されていない可能性があります。

※記事内のアイテム写真の一部は、過去のオーシャンズアーカイブからのイメージ写真であり、現在は販売されていない可能性があります。

レイバンの「ウェイファーラー」とは

レイバンのサングラスの中でも、「アビエーター」と並び常に人気をリードするモデルが「ウェイファーラー」だ。

アビエーターを筆頭に、ブランド創設時から機能性を念頭にモデルを発表し続けてきたレイバンだが、ファッション用途をメインに作ったモデルはこのウェイファーラーが初めてである。

【写真8点】レイバン「ウェイファーラー」の詳細を写真でチェック




ウェリントンシェイプが特徴的なウェイファーラーは、シンプルなフォルムにベーシックなカラーも相まって、掛ける人&シーンを選ばない。

マドンナやボブ・ディランといった有名ミュージシャンも愛用し、映画『ティファニーで朝食を』や『ブルース・ブラザース』などの話題作に度々使用されてきたことからもそれは容易に想像がつく。

それもあり、現在でも“キング・オブ・サングラス”と語られることは少なくない。


ウェイファーラー選びのポイント

フィッティングの違い



ウェイファーラーを選ぶ際に気を付けなければいけないのは、フィッティングが2つあること。

誕生当時は欧米人向けに作られていたが、世界中で人気が高まると間もなくして、基本となるインターナショナルフィッティング(USフィット)に加え、アジア人向けのアジアンフィッティング(JPフィット)もラインナップ。

前者はフロントのカーブがキツくテンプルは緩いラインを描いているが、後者は逆で、緩やかなフロントカーブ&キツいカーブのテンプルに仕上がっている。

彫りの深くないアジア人の顔にフィットさせるための工夫だが、さらに低い鼻でもずり落ちないようにノーズパッドも大きめに作られ、掛けたときのシルエットはそのままに、フィッティングのみが向上するように仕上げられているのだ。

レンズのサイズの違い



ウェイファーラーは、実はサイズも大きく分けて2つ用意されている。52サイズのスタンダードと54サイズのラージサイズだ。

ちなみに、数字はレンズの横幅をミリ単位で表したもの。その差は2ミリと僅かなようにも思えるが、掛けると違いをより感じられるので、購入時には頭にいれておきたい。

そして、顔が大きいからラージサイズを、などとモノゴトはそう単純ではない。顔のシルエット(丸型や面長など)や顎のライン、眉毛の形なども考慮して選ぶべきというところも覚えておこう。

シェイプの違い





ウェイファーラーはフィッティングが2種類(通常、店頭で目にする機会が多いのは“フィットあり”バージョン)、サイズが2種類に加え多様なデザインを揃えている。

ベーシックなシェイプを基本に、コンパクトにたためるフォールディングタイプ、オリジナルよりもやや小ぶりなデザインの「ニューウェイファーラー」、サイズ感がアップした最新作の「メガウェイファーラー」などなど。

選択肢の豊富さも多くの人を魅了する要因といえる。


レイバン、ウェイファーラーの人気モデル

ウェイファーラー クラシック



1952年に最初のデザインが発表されて以来、非の打ち所がないファッション性や快適な掛け心地、紫外線をカットする機能性など、すべてが高い評価を得ている「ウェイファーラー クラシック」。

まさにセルフレームサングラスの王道と言うべき名作は、セレブやミュージシャン、アーティスト、映画スターといったファッション感度の高い人たちから絶大な支持を得てきた。

スタイル、シーン、シーズンに関係なく、揃えておきたい1本だ。

ニューウェイファーラー

オリジナルのDNAを継承しつつ、より洗練された印象を与えてくれるのが、「ニューウェイファーラー」だ。

それと言うのも、オリジナルよりもレンズの天地幅が狭く、小振りに設定されているため、顔立ちがシャープかつスタイリッシュに見える。日本人の顔にすっきり収まるのも魅力で、小顔の女性にもよく似合う。

ウェイファーラー フォールディング

その名のとおりコンパクトに持ち運べるタイプの「ウェイファーラー」。フロント中央とテンプル中央を折り畳めば手のひらにすっぽり収まるサイズに。

シャツの胸ポケットに入れてもいいし、付属の専用ケースに収納してバッグに入れてもOK。そんな優れた携行性を持ちながらも、サングラスとしての性能やデザイン性を損なっていないところにブランドの矜持が見てとれる。


ウェイファーラーのコーディネイト例


 
ウェイファーラーは半世紀以上にわたって、いろいろなタイプの人がさまざまスタイルを引き立てるマストアイテムとして取り入れてきた。

それこそストリートカジュアルからスーツスタイルまで、どんなコーディネイトにもマッチするサングラスと言っても過言ではない。

まとめ

今や通年必要なファッションアイテムとして無視できないサングラス。そのトップランナーとして存在感を放つのがレイバンのウェイファーラーだ。

しかも、日本人の顔にもフィットしやすいアジアンフィッティングもラインナップするので、多くの人がストレスなく掛けることが可能。季節を問わずカバンに入れておきたい逸品である。

POW-DER=文

※記事内のアイテム写真の一部は、過去のオーシャンズアーカイブからのイメージ写真であり、現在は販売されていない可能性があります。

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