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電気自動車になっても格好いいランクルトヨタ「LAND CRUISER Se」。従来同様3列シートを備えたボディの全長は5105mmというから、次期ランクルの全長はついに5m超えか!?

トヨタ「LAND CRUISER Se」。従来同様3列シートを備えたボディの全長は5105mmというから、次期ランクルの全長はついに5m超えか!?


電気自動車時代になったら、我々の愛するランドクルーザーはどうなるのか?を示唆する一台が、コンセプトカーの「LAND CRUISER Se」だ。

伝統の武骨さと、未来感を掛け合わせたそのデザインを見て、BEVになってもカッコいいランクルのままだと安心したのではないだろうか。

ちなみにBEVになるだけでなく、ランクル300や250ともうひとつ大きく異なることがある。それはランクル伝統のラダーフレーム構造ではなく、他のSUV同様モノコック構造になるということ。

果たして電気のみで、かつモノコックで「どこへでも行き、 生きて帰ってこられること」というランクルの使命をまっとうできるのか?

当然ながらもう検証や研究が進んでいるのだろうし、そもそも現時点ではランクル300と250がデビューしたばかり。まずはデザインに一安心して、その日を楽しみに待とうじゃないか。


SUV×ピックアップ、という新形態

トヨタ「 EPU」。長尺物はトランクスルーのように、荷台から後席に差し込むようにして載せることができる。

トヨタ「 EPU」。長尺に荷物はトランクスルーのように、荷台から後席に差し込むようにして載せることができる。


同じくトヨタの「 EPU」はミッドサイズピックアップトラックのBEVコンセプトカー。

ピックアップとはいえ、同社のハイラックス等と違い、荷台がリアタイヤの後ろへ大きくはみ出していない(オーバーハングが短い)のがデザイン上の大きな特徴だ。

おかげで全長が5m超にもかかわらず、荷台がそう大きく見えない。代わりにキャビン(客室部)は広々としている。

名前にもハイラックスとは入らないし、フロントのバンパーガードや樹脂フェンダーが備わるなどオフロード仕様。どうやらハイラックスの後継モデルではなく、SUV×ピックアップという新形態を提案したモデルのようだ。

メーカーの資料では、ルーフにボートらしきものを載せている写真もあるし、文章でも“アウトドアライフをサポートする”としている。

ピックアップを仕事ではなく、アウトドアでガンガン使い倒したい我々としては、SUV×ピックアップは、ハンバーグ×エビフライぐらい大歓迎だ!


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