英国のラグジュアリー自動車メーカー「ベントレーモーターズ」とコンテストヨット社が、初の共同プロジェクトに取り組んだ。
モデルチェンジしたコンテストヨット社の新型セーリングクルーザー「コンテスト 67CS」の特注インテリアを、ビスポークを強みとし、贅沢な空間を作り出すことに長けたベントレーが製作したのだ。
【写真17点】「ベントレーがデザインした「コンテスト 67CS」の特注インテリア」の詳細写真をチェック ベントレーはコンテスト社がクルー工場を訪問した際に、新型コンテスト CS67の特注インテリアの制作の依頼を受けることとなった。
コンチネンタルGTやベンテイガのインテリア製作を専門とするベントレーのデザインチームは、難度の高いこの要望を引き受け、ベントレー車に使用されている素材や技術をベースに、完全オーダーメイドのインテリアを作り上げた。
ベントレーはコンテストのデザインチームと密接に協力し、クラフツマンの創造性の限界を押し広げる挑戦として、このユニークなインテリアを作り上げた。
3Dプリンティングなどのプロトタイピング手法を用い、個々のコンポーネントの実現可能性を高めつつ、ソファなどいくつかのアイテムの完全なモックアップを製作し、厳密な仕上げと厳しい品質基準を確実に満たすことができるようにした。
ベントレーのアイコンであるダイヤモンドキルティングの皮革は、ティッシュボックスやドリンクコースターなどのディテールを顧客の好みに合わせて一から作成し、船内のインテリア全体にブックマッチング。
通常はベントレーのステアリングホイールの製作に使用される手縫いのクロスステッチなどの特殊技術が、随所に取り入れられた。
ベントレー車のジオメトリーへのオマージュであるマルバーンチェアをはじめ、ベントレーのホームファニチャーも採用されている。
さらに、特注のバーや洗面台など、特別にデザインされたものもある。コンテストヨットのキャプテンチェアと「卵型(Egg)」テーブルも、ベントレーがワンオフで製作したものだ。
ベントレーのエンジニアリング施設で手作業で作られたソファは、ベントレーのトリムで精密に仕上げられた。
新型コンテスト 67CSはベントレーのインテリア製作への道を開いた。そして、オーナーが両社のラグジュアリーなパフォーマンスとライフスタイルにおける、共通の価値観と伝統を楽しめる新たなオーダーメイドとなった。
[問い合わせ]
ベントレーモーターズジャパン
www.bentleymotors.jp