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60着のうち、ほとんどが「ダブル仕様」!

所有総数はおよそ60着。スタイリストという職業柄、たくさんの服を所有することは理解できるが、ライダースジャケットだけをこれほど大量に所有するというのは、なかなかすごい。

しかも、そのほとんどがダブル仕様。偏愛っぷりにもほどがあるというものだ。

長谷川さんのその見た目からもパンク・ロック好きであることが透けて見えるが、本人いわく「ライダース自体のファッション性に魅了されている」。 



「たしかにパンク・ロックは、小学5〜6年生のときから聴き続けているほど好きです。当時は、ザ・スターリンやラフィン・ノーズ、ザ・ブルーハーツといった日本のパンク・ロックバンドを聴いていましたね。

もちろん、パンク・ロックで知ったのがきっかけではあるんですけど、その影響でライダースにハマったというわけではないんです。

厳密には、ダブルのライダースジャケットならではのデザインと言いますか、ファッションアイテムとして惹かれたのが最初。そこからライダースをはじめ、ファッション全般に興味をもつようになりました」(長谷川哲也さん、以下同)。

学生時代に思い切って買った人生初のライダース



長谷川さんにとって、人生初の”ファーストライダース”は高校時代。記念すべき第1号だが、残念ながらこのときはあまり着ることがなかったそう。

「『ショット』のダブルのブラックライダースを先輩から譲ってもらいました。これが初めてのライダース。でも、重いし硬すぎるし、何よりサイズが合わなくて。

当時のライダースはガチのバイカーが着るような重厚なものが多く、革のかたまりを羽織っているようなもの。昔から細身だったこともあり、とてもじゃないけど着られませんでしたね」。



そんな長谷川さんが、見た目にも着心地にも納得して着まくった最初のライダースジャケットは、意外にもシングル仕様のものだった。

「専門学校に通っていた19歳のときに購入した『ナンバーナイン』のものです。コレクションで見た瞬間にひと目惚れして、お昼休みに学校を抜け出して買いに行きました(笑)。

当時からデザインはダブル派でしたが、シングルでも格好良かったんですよね。ガンガン着込んでボロボロになってしまい、今はほとんど着る機会がありませんが、良い思い出として大事にとっておいてあります」。


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