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日中、強烈な眠気に襲われていませんか?



――睡眠時無呼吸症候群のサインを教えてください。


特徴的な症状として挙げられるのは、日中の強烈な眠気です。熟睡できないために昼間に眠くなってしまうんです。

そのほか、頭痛やイライラもサインのひとつ。就寝中に体が低酸素状態になると、眠っているにもかかわらず交感神経の働きが活発になり、自律神経が乱れます。

その結果、起床時に頭痛がしたり、イライラしやすくなったりといった症状がサインとして表れるんです。また、自律神経の乱れが夜間頻尿につながるケースもあります。

睡眠時間は確保できているのに昼間に眠たくてしょうがないという方は、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

――そのほか、身体にどのような影響がありますか?

毎晩のように低酸素状態を繰り返すと、心臓や脳、血管に大きな負担がかかってしまいます。よって、高血圧や、糖尿病、心不全、不整脈、狭心症などを引き起こしてしまうことも。

最悪の場合、睡眠中に意識を失い、突然死することもあります。


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