▶︎すべての写真を見る 「お洒落であるより、格好良くありたい」を芯に持つ種市 暁さん。
その格好いい装いの“タネ”を、ムリヤリ“明かし”てもらうのが、「
種カジのタネあかし」連載だ。
彼の着こなしを毎月記録し続け、はや8年目。
今回は、そんな種市さんの最新コーディネイトとともに、過去の同時季のスタイルをプレイバック! 気になった着こなしは、各ページでチェック。
種カジ流ワンマイルセットアップはパジャマ!?
ーーアレ! その格好はパジャマですか? 「おっと、侮ってはいけません。セットアップの台頭によって市民権を獲得しているのが、パジャマルックですから」(種市 暁さん、以下同)。
ーー確かに上下揃いのシャツ生地は上品だし、オープンカラーのシャツもドローコードの付いたリラックスパンツもトレンドだから、違和感はないですね。 「そう、“きちんと見え”しながらも、鮮度の高いワンマイルウェアとして使えるんです。そんな用途を見据えて作られたのが、今回選んだ一着。英国ブランドのサンスペルとハラダマニアのコラボは、素材感もシルエットもちょうどいい」。
秋もビーサンな男のセットアップスタイル
ーー今日もトレードマークのビーサン!灼熱の真夏は終わりを迎えましたが、まだまだ名残惜しくもありますよね。 「そう、まだビーサンをあきらめたくない(笑)。何といっても、日本を代表する某一流商社の会議にもビーサンで行く僕ですから。四六時中、秋でも大人らしく履けるビーサンスタイルを考えているんですよ」。
ーー納得です。それゆえのセットアップと。光沢のある素材感やキレイなシルエットなど、見どころ満載ですね。 「古巣のインターナショナルギャラリー ビームスが、日本ブランドのコロンに別注したアイテムです。ゆったりとした両胸ポケットのシャツに、アウトプリーツのタックパンツが一発で気に入りました。
スーツなどを作る工場で、カジュアル服を作る面白さを追求しているブランド。この服のように、スーツ系とカジュアル系とのバランス感が絶妙なんですよね」。
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