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ハワイで体調を崩し、栄養の大切さを知った



――安藤さんは以前、ハワイへ移住された際に体調を崩したとお聞きしました。どういった症状だったんですか?

海外には菜食主義者が多いんです。それに影響されて、私もお肉をあまり食べなくなり、午前中にスムージーを飲むだけの生活を送っていました。

結果として栄養不足になり、産後うつの症状やパニック障害、不眠症、慢性疲労など、さまざまな不調に悩まされました。慢性疲労で朝起きられない方は、30代男性にも多いと思います。

――どうやって症状を改善していったんですか?

栄養不足の状態になっていたため、まずは日々の食生活を根本から改善。あとは、サプリメントも活用してミネラルやビタミンの摂取を意識しました。
 
ハワイでは、パスタやパンなどの小麦製品に食事が偏っていたため、意識的に減らして、お肉やお魚、卵などの動物性タンパク質を増やしたことも改善方法のひとつです。

男性の中には、食欲が湧かずにコーヒーやプロテインバーだけで朝や昼を終わらしてしまう人がいると思います。慢性的な疲れに悩んでいる方は、まずタンパク質を含んだ食事を毎日3回食べるようにしてください。

食事での体質改善は、時間がかかると思う方もいるかもしれませんが、自分に合った栄養アプローチで体質改善を行うと、意外と早く効果を実感できるはずです。

タンパク質などの栄養素をきちんと摂取することがオーソモレキュラーダイエット法のイロハである細胞機能の向上につながり、健康的なダイエットが実現できるのです。


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