「Camp Gear Note」とは…… これからキャンプ道具や登山道具を買い揃えようと考えている方々にとって、「バーナー」ほど男心をくすぐるギアはないだろう。
山の上だろうが海あがりの駐車場だろうが、これひとつあればどこでも淹れたてコーヒーが飲めてしまう。手のひらサイズなのに、料理も作れてしまうほど火力もパワフルだ。
しかし、いざ選ぶとなると、売り場には異なる燃料を使うバーナーがたくさん並んでおり、ひと目で違いが分かりづらい。
そこで今回は、この燃料による違いとそれぞれの特長を踏まえつつ、バーナー選びのポイントを解説していこう。
【写真19点】「間違いないバーナー選びのポイント」を写真でチェック 一般的なバーナーに使われる燃料は2種類
左がOD缶、右がCB缶。
アウトドア用バーナーの燃料には、CB缶(カセットガス)とOD缶(アウトドアガス)の2種類が主に使われている。
カセットガス、ガスボンベなどの通称で呼ばれるのが「CB缶」。家庭用の卓上コンロなどで使われるものと同じ形状だ。
もう1つは、その名の通り、アウトドア用途に特化して作られた「OD缶」。小さな缶の中に、厳しい自然環境化で快適に使うための工夫が詰まっているので、追って解説しよう。
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