ものづくりに誠実に向き合って誕生したクラフトシャンプー「12/JU-NI」
12/JU-NI ボトルセット5500円/木村石鹸 https://12-juni.jp
2019年、makuakeで発表された「12/JU-NI」は、開発者の多胡さんによって生まれた。開発期間はなんと5年という。
「ブリーチによって髪の色を変えている方々が使用しても、仕上がりのいいシャンプーを作ろうと思いました。洗い上がり・洗い流し・乾燥後すべての段階できしまない、だんだん良くなっていく、なおかつ価格的にも良心的で、売り手も掛け値なしに胸を張れるような理想の製品を追求しました」と多胡さん。
彼は、現職までに何社かのメーカー勤務を経験していた。それらの企業と木村石鹸で圧倒的に違っていたのが、職人の存在だ。
「私が作った処方はややこしいうえに作りにくく、別の会社で処方を製造さんに持っていくと嫌がられることが多くありました。しかし、木村石鹸では製造担当者さんが積極的に取り組んでくれ、問題なく製造できました。温度調節のほか、季節による微調整も必要なので、職人さんたちの目視も必要になります」。
開発者の熱意と職人の技術。両者の信頼関係がなければ作れない”クラフトシャンプー”が「12/JU-NI」なのだ。
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