「弊社の看板娘」とは…… 今回の主人公はコーチングの仕事で自分らしさ、あなたらしさを追い求めている看板娘。
京王井の頭線・東松原駅のすぐそばにある「はぐくむ湖畔」という名のカフェを訪れた。
湖畔をはぐくむ?
【写真20点】“アポ神様”と呼ばれていた看板娘を写真でチェック 店内を覗くとーー。
看板娘、発見。
さっそく、ご登場いただきますよ。
「よろしくお願いします」。
こちらは、株式会社はぐくむで開発責任者として働く星屋あやめさん。「はぐくむ湖畔」は同社が運営しており、スタッフはここで仕事をすることも多いそうだ。
何を開発しているのかは後述するとして、あやめさんが生まれ育ったのは岐阜県海津市。濃尾平野の木曽川、長良川、揖斐川に囲まれた、いわゆる“輪中地帯”だ。
「昔は海津エリアも川がしょっちゅう氾濫して水害がひどかったらしいんですが、ヨハニス・デ・レーケさんというオランダ人が分流工事をしてくれたおかげで安全な町になりました」。
実家の近所はこんな風景が続く。
海津市は国営の木曽三川公園や歴史民俗資料館などが観光スポットだが、「基本的には田んぼばかり」だとあやめさんは言う。
「小さい頃は田んぼの道路に友達と寝っ転がって空を見上げるのが好きでした。あとは、ちょっとした丘の死角になっているところに藁を集めて秘密基地を作ったり」。
「母によれば、わんぱくな子供だったみたいです。さらに負けず嫌いで、縄跳び大会で規定の時間が過ぎてもひとりでずっと跳び続けていたそうです」。
“わんぱく”で“負けず嫌い”な性格が見て取れる1枚。
また、3歳ぐらいの頃からスイミング、書道、ピアノ、ダンスなどさまざまな習い事を始める。中でも気に入っていたのは書道だったという。
「お手本通りに書くのも楽しいけど、私はだんだんとアレンジの幅を加えていったんです。今思えば自己表現の一環だったんでしょうね。自分と家族に向けたメッセージもよく書いていて、実家のトイレに貼っていました」。
現在の実家のトイレには、野球漫画『ROOKIES』に出てくる川藤先生の名言。
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