OCEANS

SHARE

2023.10.02

からだ

ラグビー日本代表を支えるトレーナーに聞く下半身トレーニング!たるんだヒップをリフトアップ


▶︎すべての写真を見る

ラグビー日本代表を支える太田千尋コーチに教わるボディメイク術。前編中編の上半身のトレーニングに続き、ラストは下半身強化トレーニングを伝授。

フランス開催のワールドカップを応援しつつ、自らもカラダづくりに励もうではないか!

教えてくれたのは
ラグビー日本代表 ストレングス&コンディショニングコーチ
太田千尋さん
1979年、千葉県生まれ。日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー。クボタスピアーズやラグビーU-20日本代表、慶應義塾大学などで経験を積み、2013年から現職。19年のラグビーW杯にも同行し、史上初となるベスト8進出を支えた。

トレーニング⑤
下半身強化前の「ヒップヒンジ(アクティベーション)/1日10回×3セット」

効果のある部位①大臀筋 ②ハムストリング

効果のある部位①大臀筋 ②ハムストリング


スーツの後ろ姿がたくましく見えるかどうかは引き締まった尻にかかっている。

「大臀筋を鍛えるには、股関節をヒンジのように使うヒップヒンジがおすすめ。ヒンジ(蝶番)とは扉や蓋を開閉させる金具のこと。

ヒップアップ効果に加え、股関節の動きが良くなることで、スポーツのパフォーマンス向上や腰・膝への負荷軽減が期待できます」。



①両足を肩幅と同じくらいに開き、膝を軽く曲げておく。背すじを伸ばして骨盤を立てて、上半身と太ももが股関節を支点に折り畳まれるように意識する。股関節を扉のヒンジのように使うのがポイントだ。



②息を吸いながら、尻を後方に突き出すようにして、膝を約90度に曲げるところまで腰を落とす。尻に張りを感じるのがベスト。

背すじは伸ばして、骨盤も真っすぐに立てたまま。大臀筋に負荷がかかるように、腰を上げると同時に尻を引き締めながら行う。息を吐きながら元の位置へ。



2/2

次の記事を読み込んでいます。