▶︎すべての写真を見る 9月25日(月)発売のオーシャンズ11月号は「デニムとスーツ!」特集。
リーバイス「501」のパパラッチから始まるデニムのコーディネイト術に加え、カジュアルに着こなす“着流しスーツ”のメソッドを紹介している。さらに、今話題のラグビー選手たちの公式スーツ姿をお届け!
デニム&スーツの自然体で気持ちいい大人カジュアルな着こなしを、ぜひ参考にしてほしい。
大人カジュアルに必要な2大ワードローブ
デニムとスーツをChic Simple着るということ。
「普通の服を格好良く着こなす」。オーシャンズではこれを永遠の命題として掲げ、大人が目指すべきファッションについて考えてきた。
ただそれって意外と難しい。ベーシックだからこそ、単調になりがちだし、サイジングや着こなし方がものを言うし......。
そこでベンチマークとしたのが『Chic Simple』という洋書。こちらは主に年代に刊行されていた知る人ぞ知る名著で、普通の服をセンス良く見せるためのモノ選び、小物使い、あしらい方などが魅力的に紹介されている。
大人っぽく、手数少なく、格好良く。この本の世界観は我々が伝え続けてきた、“ファッションの幹”だと思う。
さて、オーシャンズが考える「Chic Simple」に必要な大人カジュアルの大ワードローブ。それが“デニムとスーツ”だ。
デニムはオーシャンズが何度も特集で扱ってきたカジュアルウェアのど真ん中。
普遍的な存在感、コーディネイトの多様性、自分だけに育てる楽しさ、奥深いヴィンテージの世界......etc. 我々を魅了する語り尽くせないファクターがそこにはある。
一方、スーツ。「カジュアルにスーツ?」と疑問に思うかもしれないが、今や“義務”ではなく、普段着の延長で“自由”に着こなすことが市民権を得ている。
そんなムードを汲み取ったのが“着流しスーツ”と命名した、オーシャンズ流の着崩し方だ。TPOは踏まえつつ、ただただスーツを楽しむ。大人のカジュアルにスーツは必要なのだ。
デニムとスーツで「Chic Simple」を体現するユースケ&マーシーの姿を見てほしい。フツウのデニムをこんなアレンジで、ダブルのスーツをかくもカジュアルに。
今号は「Chic Simple」に“デニムとスーツ”を楽しむためのヒントを伝えたいと思う。
デニムがなければ始まらない
十人十色。原点「501」はどんな個性も受け止める「501」は時代を超え、世界中で愛され続けていることはご存じのとおり。その魅力は老若男女、趣味嗜好、時代の気分までを受け止めてくれる普遍的なデザインとシルエットにある。
シックシンプルなデニムスタイルを語るうえで、原点たる「501」抜きでは何も始まらない。
ここでは個性豊かな10人に「501」をはいてもらい、思いの丈とスタイリングを語ってもらった。
脱オールドスクールシンプルの極み・白黒デニムはワイドが正解インディゴだけがデニムじゃない。それは重々承知。ただし、よりシンプルなモノトーン(白&黒)デニムの選び方は、“昔のまま”だとイタイ目にあうかも。
オーシャンズ的解答はずばり、ワイドシルエット一択。無理せず楽に、ときにストリートっぽく。そこに古くさなんて微塵もない!
合言葉は「ストリート&リッチ」
“着流しスーツ”Rule Book
スーツを正しく着流す7Rules既存のスーツに守るべきドレスコードがあるのと同様、着流しスーツにもルールが存在する。でも、ルールといっても絶対的なものではないし、自由だから、自分なりのルールを作るのも一興。
色、素材、フィッティング、合わせるアイテム。難しいことは何もない。今すぐ試してみたいのなら、ここに紹介するつのルールを頭に入れておこう。
人気ラグビーチームの主力選手をパパラッチ今、まさに注目を集めるラグビー選手。フランス・ワールドカップで盛り上がる熱狂を引き継ぐリーグワンの主力選手たちが、チームの公式スーツ姿を披露!
どうやらみんな、“着流す”のが気分なようで......。