▶︎すべての写真を見る コーヒーの生豆は、洗うべきか洗わざるべきかーー。コーヒー業界でたびたび交わされるという議論の行方は、いまだ白黒がついてないという。いや、むしろ、洗う派は圧倒的に劣勢で、洗わない派が一般的だ。
そんななか、50℃のお湯でゴシゴシと洗う異端児がいた。「アームズメソッド」を考案した竹林利朗さんだ。
「米や野菜も調理前に洗うのに、なんでコーヒーの生豆はなんで洗わないんだろうという疑問が発端でした」。
言われてみれば確かにそうだけど……。でも、コーヒー豆ってそんなに汚れてるの? 洗うことでコーヒーの香りが抜けないの? 味は薄まらない?
気になる疑問を竹林さんに丸ごとブツけてみた!
話を聞いたのはこの人! 竹林利朗●一般社団法人日本焙煎技術普及協会代表。50℃のお湯で生豆を洗い、水蒸気焙煎した豆から「1番出し」を取るという「アームズメソッド」を考案。竹林さんのもとで学んだ生徒は約700人。豆はアームズ直営焙処やアームズメンバーから購入できる。
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