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2023.08.27

ファッション

エルメスの黒キャップに、老舗コラボのパナマ帽……プロの愛用品に学ぶ、被り物の選び方



「夏コーデ格上げ! スタイリストの“一点モノ”」とは……

強すぎる日差しが気になるこの時季。被り物は、日除けツールであると同時に、着こなしのアクセントにもなる。

そこで今回はスタイリストが愛用するキャップやハットを紹介しよう。

【写真6点】「プロの愛用品から学ぶ、被り物の選び方」の詳細写真をチェック
話を聞いたのはこの3名
梶 雄太(かじ・ゆうた)
1974年、東京生まれ。多くのメディア、映像作品でスタイリングを手掛ける。近年は写真、文章作品などの個展も開催。2020年からはサンセ サンセ(SANSE SANSE)のディレクターを務める。
上井大輔(かみい・だいすけ)
1977年、神奈川県生まれ。俳優、ミュージシャン、スポーツ選手からお笑い芸人まで、多くの著名人から信頼を得る。TV、映像作品、広告関連など、活躍フィールドは広い。
鹿野巧真(かの・たくま)
1984年、山形県生まれ。多くのメディアでミュージシャン、俳優のスタイリングを担当。近年は、「クリーピーナッツ」のメインスタイリストとしても多忙を極める。冬は山に籠るほどのスノボ愛好家。

① ヴィンテージライクなパナマハット

パナマハットは上井さんの私物。

パナマハットは上井さんの私物。

推薦人:上井大輔さん

撮影時も、スーツにタイドアップというスタイルを崩さないフォトグラファーの長山一樹氏。

そんな彼が愛用している廃盤のヴィンテージ・パナマハットが、アメリカのハットメーカー、ステットソンとサウスウィックとのトリプルコラボで再現された。
 


スタイリストの上井さんは、そんなコラボハットに魅せられたという。

「長年の付き合いがある長山くんのプロジェクトで気になっていて、被ってみたらサイズ感もバランスも自分好み。ちょうどハットを新調したかったので即買いしました」。

少し広めのブリム、ヴィンテージムードの漂うリボンなど、老舗メーカーが生み出すハットの表情は、まさにクラシック。Tシャツに合わせても上品に映る。

「経年変化を楽しみたいので、長く愛用する予定ですね」。


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