「ア プレッセ」
さまざまなブランドプロデュースなどに関わった重松一真さんがディレクターを務め、2021年より服作りを始める。目指すは「ワードローブの一軍入りできる服」。
ブランドカラーを意識させない、アノニマスかつ普遍的なウェアで人気沸騰中。
パンツ=ア プレッセ シャツ=マーティーアンドサンズ Tシャツ=アンユーズド×フルーツ オブ ザ ルーム 靴=ジェイエムウエストン
甲藤直也さん / 32歳太ストレートのベイカーながら上品さも醸す、ア プレッセのパンツを主役にした着こなし。トップスには軍パンと“スイカに塩“的な好相性を見せるグレーカーデ×白T……と思いきや、シャツをカーデのように羽織った小技がニクい。
「リノ」
2015年に設立。長く愛用できるベーシックな服作りを標榜し、ヴィンテージウェアの時代背景や製造過程を紐解きつつ、今着られるバランスへと落とし込む手腕に定評がある。
レディースでも高い支持を集めている。
ジャケット=リノ カットソー=ベター パンツ=ア ボンタージ スニーカー=アディダス オリジナルス キャップ=アナザーアスペクト
西川正祐さん / 32歳リノのエクリュ系ジャケットを配色のキモに据えた装いと見た。それとマッチするブラウンをキャップ、インナー、スニーカーと全身にちりばめるなんて、わかっていらっしゃる!
「ブラームス」
リラクシングなムードを得意とする日本ブランド。
持ち前の生地開発のノウハウが発揮された、しなやかで着心地のいいアイテムは、袖を通すだけで気分がアガる。
ジャケット=ブラームス シャツ=カル ショーツ=オーベット 靴=ポストプロダクション
野川双太良さん / 39歳テーラードジャケット×ショーツの軽快なスーツスタイル。ただし、トップスのブラームスはシルクを混紡するため、そこはかとなく品が漂うのだ。