④ 手ぶら派が推す、邪魔にならない機能性アウター
アウター=フィンガリン Tシャツ=古着 パンツ=ボット シューズ=ドッグス アイウエア=ロエベ キャップ=エメ レオン ドレ
原宿のセレクトショップ「オフショア」のオーナー、的場良平さんがフジロックで心掛けるのは、何より“楽であること”。
なるべく手ぶらでいたいという彼でも、万が一に備え、機能性に優れたアウターは必携。ここ数年はフィンガリンの白アウターを愛用している。
「フィンガリンのこのジャケットは、数年前から欠かせなくなりました。
ある程度の雨は防いでくれるし、内側に2本のコードが付いているので、着る必要がないときはバックパックのように背負えるし、収納力も高いんですよ」。
⑤ 登山好きが愛す、イギリス生まれの撥水アウター
アウター、パンツ=ともにラブ Tシャツ、ハット=ともにノンネイティブ シューズ=ノンネイティブ×エコー アイウェア=ブラン
人気セレクトショップ「カバーコード ナカメグロ」で働く深美大樹さんのフェススタイルは、趣味の登山ギアがベース。
今年はすでに「レインボーディスコクラブ(以下、RDC)」に参戦し、フジロック(全日)と秋のRDCも参加予定。やはり機能性アイテムはマストだ。
「野外のフェスはどうしても天候が崩れやすいので、基本的に防水か撥水性を搭載したアイテムを選びますね。今日はいつもフェスに行く格好。アウターとショーツをイギリス発のアウトドアブランドの『ラブ』で揃えています」。
⑥ 新鋭ブランドの撥水・軽量アウターを古着MIXで
アウター=ティー インナー=サークルヘリテージ パンツ=モンタージュ(古着) シューズ=ドクターマーチン バッグ=フォーティーフォー
オーナーを務めるセレクトショップ「ボーイ」で古着とインディーズミュージックを主軸に取り扱い、DJとしてもさまざまなイベントやフェスに出演する奥冨直人さん。
古着がメインのフェススタイルに合わせるのは、新鋭ブランドの機能性アウターだ。
「仕事柄、着ているアイテムの9割が古着で、残りの1割は友達や後輩のブランドです。
このアウターは、友人でデザイナーの玉ちゃん(玉田翔太)が手掛けている『ティー』の今シーズンのジャケット。撥水・軽量・デザイン性の3拍子が揃っていて、展示会で見たときからフジロックに着ていくことを決めていました」。
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今のところこの週末は天候に恵まれそうだが、フジロックには突然の天候悪化がつきもの。ファッション業界人たちのように、お気に入りの雨対策アウターを備え、いざ参戦しよう!