かつて、一般的にはデニムに時計、車くらいであったヴィンテージの世界も、器、工芸品まで広く認知されるようになり、大きなブームとなっている。
眼鏡はその中でも、かつて芸術家や音楽家などがかけていたブランドやモデルが明確なことから熱狂的なマニアが多い分野として知られている。
東京・中目黒にオープンしたアイウェアストア「アフタ(AFTER)」は、そのジャンルに特化した店舗だ。
【写真20点】「ヴィンテージ好きは要注目のアイウェア店」を写真でチェック 店主は人気アイウェアブランドを展開する株式会社アイヴァンの直営店で長年店長を務めた牧野弘生氏。
眼鏡に対しての知識はもちろんのこと、洋服や靴などにも造詣が深く、ファッションメディアなどにも登場することから業界でも知られた存在だ。
フレームフランスと呼ばれる50年代のフレンチヴィンテージ。数あるフレームフランスの中で最も完成度が高く「パリジャン」と呼ばれる名作。9万9000円/アフタ info@after.llc
そんな同氏が満を持してオープンする「アフタ」では、ヴィンテージ眼鏡マニア垂涎の1940年代のフランスや1920年代のアメリカのものなど、稀少なヴィンテージを取り扱う。
フレームフランスの代表作となるトップが王冠のような形状をしたクラウンパント。そのクラウンパントの中でも珍しいラウンド型とクラウンパントを掛け合わせた50s当時のガラスレンズを搭載したサングラス。7万1500円/アフタ info@after.llc
そのうえ「アイヴァン 7285」「10 アイヴァン」をはじめとするブランドのものまで、牧野氏の審美眼により世界中から集められた。
ダイヤヒンジが印象的なテンプルに芯が入らない40sのフレームフランス。芯なしの中でも珍しいストレートテンプル仕様で抑揚をつけたパントシェイプが特徴的なフレーム。 9万9000円/アフタ info@after.llc
またその昔、眼鏡店では当たり前のように腕時計も一緒に販売されていたことと、牧野氏の時計好きが高じて「カルティエ」と「ロレックス」のヴィンテージの腕時計も店頭に並ぶ。
新たなアイウェアカルチャーの発信源となる「アフタ」に、ぜひ注目を。
[問い合わせ]アフタinfo@after.llc