機能だけにとどまらず、ビジュアルも絶賛されるザ・ノース・フェイスのキャンプギア。そのフルラインナップを多数取り揃えているのがザ・ノース・フェイス・キャンプ 恵比寿ガーデンプレイスである。
なかでも長い時をともにできる逸品を、キャンプのプロフェッショナルが推薦。是非ともアウトドアフィールドへ向かう前に参考にされたし。
【写真39点】「ザ・ノース・フェイスで厳選、最旬キャンプギア集」の詳細を写真でチェック 今回訪れたのは……「ザ・ノース・フェイス・キャンプ 恵比寿ガーデンプレイス」 ザ・ノース・フェイス初、キャンプに特化した新業態。総面積は関東最大級。ブランドが培ってきた知見を落とし込んだアイテムがズラリと並ぶ。ギアの有料レンタルサービスも実施。キッズアパレルを扱うプレイアースキッズや、ゴールドウインが展開するスポーツブランドのニュートラルワークス.も展開。
住所:東京都渋谷区恵比寿4-20-7 ガーデンプレイスセンタープラザ 1F電話:03-6432-5380営業:10:00〜20:00www.goldwin.co.jp/tnf/camp/ 増設で最大4人まで収容可能なテント「ノーチラス2×2」
この日の案内人は…… 白井流聖さん●友人たちと山で過ごすひとときが最高の癒し。ギアへの興味も尽きず、店舗のアイテムをみながら妄想に耽る毎日を過ごす。
――こんにちは〜。
白井 いらっしゃいませ! ――今年もキャンプシーズンが始まったので、ギアを新調しようかと。 白井 ありがとうございます! まずはテントからご紹介しますね。今季のおすすめがこちら、「ノーチラス2×2(ツーバイツー)」です。
吊り下げ式のインナーテント(就寝場所)を設けられる大型2ルームテント。収容人数は2名だが、別売りでインナーテントを増設可能で、最大4人まで収容できる。「ノーチラス2×2」13万7500円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
白井 2名用のインナーテントが付属していて、別売りの2名用テントも追加で付けられるので、最大で4名まで利用することができます。
――いろいろなシチュエーションで使えそうですね。 白井 家族でのキャンプにもちょうどいいですし、子供が大きくなってからご夫婦で、もしくはグループキャンプでも活躍すると思います。
――結構な大きさですよね。設営が難しそう……。 白井 大きくて複雑そうに見えますが、作り自体はシンプル。構造を理解すればハードルは高くありません。ポールも色ごとに分けているので設営しやすいと思います。
――中も見せてください! 白井 どうぞ。天井が高いので大人でも自由に移動できますし、各所にメッシュ地の窓がついているので通気性も良く、夏でも快適に過ごせます。天井も一部開閉できて、通気口の役割を果たします。
白井 天井のリングにインナーテントを付けられるので、タープ内のリビングスペースで食事を楽しみながら、あとは各自のテントで寝る……といった使い方もいいと思います。
――耐久力はいかがでしょうか? 白井 ご安心ください。テントの大きさに合わせ、ポールも太めに作っています。生地も丈夫で撥水性があり、多少の雨や朝露にも対応しますよ。
一枚布で作ったこだわりチェア「TNFキャンプチェアスリム」
――おっと、このチェアもカッコいい。 立ったり座ったりをスムーズに行えるよう座面角度を徹底追求。軽量アルミフレームにアルマイト処理を施すことで耐腐食性と耐摩耗性も高めている。「TNFキャンプチェアスリム」1万8700円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
白井 キャンプでとことんくつろぐためには、チェアにもこだわりたいところですよね。こちらはまさにおすすめのアイテムで、一般的なチェアに比べてスリムで、畳めばすごくコンパクトになります。
――畳み方も簡単そうですね。 白井 一瞬なので設営も撤収もラクだと思います。一般的なチェアは背面部と座面部に分けて布を張っていますが、こちらはひとつなぎの一枚布で製作しているので、体にフィットしやすく、長時間くつろげます。
――それは素敵。 白井 ナイロン生地はデニール数が高くて屈強。金属自体も強いですし、何年使っても壊れないと思います。サイドのポールをやや湾曲させて肘掛けにしているのもポイントですね。
――スタイリッシュで美しい。屋内でも使えちゃいますね。 白井 実際、ご自宅で使われる方も多いそうです。別売りの机と高さを合わせているので、食事をするときにもちょうどいいんです。
――気が利いてる〜。 細かなこだわりにウットリ!日本製「カトラリーシリーズ」
――キャンプの醍醐味といえば、やっぱり食事ですね。 白井 こちらは美しいルックスと機能面を追求した「ランドアームスシリーズ」のカトラリーです。シンプルさを追求したメイド・イン・ジャパンの商品になります。
(左から)「ランドアームススティックス」2200円、 「ランドアームスフォーク」、「ランドアームススプーン」各1760円、 「ランドアームスナイフ」2310円/すべてザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
――ほう、日本製なんですね。 白井 クオリティは間違いありません。同シリーズのボウルとスプーンの先端部分が同じ角度で湾曲しているので、ピッタリとハマるんですよ。スープなどを残さず掬い上げられます。
「ランドアームスボウルS」1980円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
――それは気が利いてる! 白井 ちなみに、このボウルは縁の部分をあえて縁巻きしていないので、口当たりが非常によく、スープなどが垂れにくいという特徴があります。重ねても嵩張らないのもポイントですね。
――見えないところのこだわりがすごいですね。 白井 しかも、出っ張りがあることで意図的にずらすこともできるんです。ずらして重ねるとボウルの間に隙間が生まれるので、乾きやすいんですよ。
――めちゃくちゃ計算されてる。 白井 最近は新作も出しました。トレイルアームスポークといって、フォークとスプーンの一体型です。
「トレイルアームススポーク」2860円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
――給食を思い出しますね。便利なんだよな〜。 白井 荷物を減らしたいという方に打ってつけですね。トレイルアームスシリーズに関しては、基本的に山用を想定して作っているので、チタン素材を採用しています。丈夫なうえに軽量なんです。
タフで大容量、ギミック満載な「ビッグトートバッグ」
――キャンプ用具が増えると、その入れ物になるバッグも必要ですよね。 白井 大きめのトートバッグがあると便利だと思いますよ。
デニールの異なる2種類の糸をミックスして作った屈強なリサイクルポリエステルPETラミネートファブリックが優れた耐久性と耐水性を発揮。荷物の量によりコンプレッションが可能。「フィルデンスギアトートM」1万5400円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン 0120-307-560)
――見るからにタフそう。 白井 かなり強度の高いナイロン生地を採用しているので、アウトドアシーンでガシガシ使っていただけます。撥水性もあるので水も弾きますし、汚れもつきにくいですね。
――かなり大きめな作りですね。 白井 マチを広めにとっていますし、内部には大小さまざまなポケットもありますから、小物類の収納にも適しています。しかも、フラップがついていますので中の物が見えにくいのもポイントです。
――開きっぱなしだと、ちょっとねぇ。 白井 セキュリティー面で不安を覚えますよね。でも、ファスナーだと開ける手間が増えますから、フラップ仕様にしました。フック付きのストラップもついているので、荷物も飛び出しにくくなっています。
――いいことづくめ。 白井 ちなみに、このフックは栓抜きにもなります。
――そういう仕掛け、大好き! 白井 さらに、オモテ面にはハンドルも付けました。
白井 荷物が重いときはこちらを持っていただくと、肩にかかる負担が軽減できます。サイドのストラップにはカラビナなどを付けるのもオススメですね。
――よく考えられていますね〜。 白井 キャンプにはブランケットを持って行かれる方もいらっしゃると思いますが、オモテ面にあるもう一種類のストラップに通していただければ、簡単に持ち運べます。
――これだけ便利でカッコいいと、日常でも使いたくなりますね。 白井 そういう方は多いですね。旅行用としても人気です。
◇
キャンプギアをアップデートするなら、やはりザ・ノース・フェイスは欠かせない! どれもタフで長い年月活躍してくれることも請け合いだ。