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世界中の冒険野郎をワクワクさせる「ディフェンダー」

ディフェンダー。写真は130の5人乗り仕様であるOUTBOUND。2024年モデルの車両本体価格は729万〜1620万円。

ディフェンダー。写真は130の5人乗り仕様であるOUTBOUND。2024年モデルの車両本体価格は729万〜1620万円。


冒険好きや好奇心旺盛な人に向けたモデルがディフェンダーだ。

ランドローバーの本家筋である2代目は、世界で最も高い走破能力と耐久性を備えるべく、気温50度の灼熱の砂漠からマイナス40度の極寒の北極、標高1万フィートのロッキー山脈といった地球上で最も厳しいとされる環境で、何百万kmもの走破テストが行われた。

路面や走行状況に応じて車を制御してくれるテレインレスポンス2を使えば、どんな砂漠でもジャングルでも走れる。

さらに「車任せなんて嫌だ!」という冒険家に向けて、ドライバー自らがあらゆる制御を細かに設定できるコンフィギュラブル・テレイン・レスポンスまで用意されている。

ディフェンダーのシフトノブはインパネから伸びるタイプ。

ディフェンダーのシフトノブはインパネから伸びるタイプ。


また車内のフロアは丈夫なラバー素材のため、汚れても掃除がラク。だから泥で汚れたブーツでもドカドカと乗り込める。

さらにポータブルシャワーやエアコンプレッサーなど、170種類もある豊富なアクセサリーから目的に合わせて装備が選べるのも、冒険家の心をくすぐるんじゃないだろうか。

130のリアスタイル。ディフェンダーのテールゲートは横開き式。

130のリアスタイル。ディフェンダーのテールゲートは横開き式。


2024年モデルのボディサイズは小さい順から90/110/130の3種類。

90と110は2Lターボと3Lディーゼルターボのマイルドハイブリッド、5Lスーパーチャージドの3種類から選べる。130は3Lディーゼルターボのマイルドハイブリッドのみ。

130の2列目と3列目を倒した状態。ラゲージ内のスイッチで車高を下げられるので、荷物の出し入れがラクになる。

130の2列目と3列目を倒した状態。ラゲッジ内のスイッチで車高を下げられるので、荷物の出し入れがラクになる。


また110には5人乗りと7人乗り、130には5人乗りと8人乗りもある。

中でも全長が約5.3mにもなる130の5人乗りのラゲージは1300L以上と広大で、2列目も倒すと2500L超に。これなら長期のオーバーランダーも楽しめるだろう。

籠島康弘=文

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