アイ　仲が良いからこそ言ったのかもしれないですし、実際太ったことも事実なんですけど……やっぱりショックですよね。

シズカ　思われるのも嫌だよね。言わなくても、目線が物語ってたりすることがあって。お腹太ったなって自覚しているときに、目線をお腹に感じて「あ、今なんか思ったな」って（笑）。



ユミコ　自分に向けて言われていなくても、嫌な気持ちになることもあります。道ですれ違った見ず知らずの人に対して「あの子、太っているのにあんな服着て」とか「足太いのにミニスカート履いて、隠せよ」とか。

なんか、その子が好きでおしゃれしているのに、そんなこといちいち言わなくても良くない？って思うんです。聞いてて気分が良くない。

マリコ　服のことで言うと、日焼け対策でカーディガンとか、パーカを着ていると「暑くない？」って聞かれるのが嫌。

アイ　私、暑がりだから言っちゃうかもしれない……。



マリコ　女性は紫外線対策だってわかってて、それでも「暑くない？」ってニュアンスだからいいんです。だけど男性って、単純に暑さ寒さだけの「暑くない？」って聞き方だから……「そんなの暑いに決まってるでしょ！」ってなるんです。

シズカ　似たようなものだと「ここでも日傘さすの？」とか。紫外線によるダメージの深刻さを理解してほしい……。

マリコ　そう！ その辺りは、放っといてほしいよね。



アイ　私は逆に暑がりなので、肌が見える服を着ることが多いんですが「娼婦かよ」って言われたことがあって。「え？可愛いから着たんだけど……」ってびっくりしました。

マリコ　オフショルダーの服とか言われますよね。男性って女性の服に意味を持たせたがるというか。

アイ　そうそう。会社に可愛い服着ていくと「今日合コン？デート？」みたいな。男性のために着ているわけじゃなくて、可愛いから着ているのであって。

シズカ　勝手な思い込みで「特別な予定があるの？」って言われるの嫌だよね。しかもなぜか上から目線だったりする。

マリコ　こういう男性の何気ない一言に傷つくこともあるんですよね。


女性の美容もファッション事情もわからないまま発言をするのは、例えこちらが褒めているつもりでも地雷となる可能性があることを覚えておきたい。

さて、次回は最終回。

開放的な夏だからこそ起こった、レジャーでの失敗や珍エピソードを教えてもらう。