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クマの見分け方&ケア方法



「青クマ」
見分け方:真正面から光を当ててもクマが消えない場合は、青クマだ。かつ、そのクマの色が青から紫がかって見える場合は、より可能性が高い。

特徴・原因:主な原因は目の疲れや睡眠不足、ストレスなどによる毛細血管の血行不良。長時間のデスクワークや悪い姿勢、栄養不足などによって、顔の周囲の血の巡りが悪くなるのも原因に。

ケア方法:入浴や目のホットパック、肩のストレッチなどでの顔の血行促進。下瞼の指一本分くらい下にある四白(しはく)というツボを、眼球を避けて5秒×5セットほど押すのも効果的。血行を改善する不飽和脂肪酸(青魚、オリーブオイル)、ビタミンE(ごま、アボカド)もおすすめ。





「黒クマ」
見分け方:真正面から光を当てるとクマが消えて見えるのが黒クマの特徴だ。また、このクマができる人は目の下にふくらみができている場合が多い。

特徴・原因:目の周囲を取り囲む眼輪筋が衰えると、目の下の脂肪やたるみが突出してふくらみができ、その影がクマに見える。もともとの顔の骨格や体質の遺伝などによって、黒クマになりやすい人も。

ケア方法:眼輪筋のたるみを引き締めるには、眼球を動かすトレーニングがおすすめ。常に視界のいちばん端を見ながら、眼球をできるだけ大きく、ゆっくりと360°動かす。右・左回り、各3回ずつ行う。皮膚のたるみも原因になるので、肌にハリをもたせるスキンケアも効果的といえる。





「茶クマ」
見分け方
:真正面から光を当てても、青クマ同様クマが消えない。ただ、クマを優しく引っ張った際、青クマは色が薄くなるが、茶クマは変化しない。

特徴・原因:茶クマは紫外線ダメージや目をこするクセ、強すぎる洗顔などによる目元の肌への刺激によって、メラニンが色素沈着することで起こる。小さなシミが集まってできるケースもある。

ケア方法:日差しの強い時季は日焼け止めやサングラスで紫外線対策を行う。目をこすりたくなるときは、目が乾いている場合が多いため、メガネの着用やヒアルロン酸配合の目薬でドライアイ対策をするのもいい。美白効果のあるビタミンCが配合されたサプリを飲むのもおすすめ。

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平沼久幸=イラスト 押条良太=文

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