▶︎すべての写真を見る 「ブローダー」のディレクター・永原太蔵さんの白Tの着方は、これまで携わってきたドレス服の経験が軸となっているという。そのカギとなるのは、男性服の基本である白シャツだ。
「ベーシックかつシンプルであるがゆえに、いかにベストなサイジングを選べるかが大切で、それは白Tにも通じると思っています」。
今はオーバーサイズが旬という世相もあるが、永原さんには確かなこだわりがある。
「カラダのラインを拾いにくく、素肌と生地の間に適度な隙間があるもの。自分のカラダが大きいのも理由ですが、Tシャツをキレイに見せることを追求した結果、気付けばオーバーサイズばかりを着ていました」。
爽やかな印象さえも与えてくれる白T。その魅力が引き立っているのは、永原さんの緻密な計算にある。
永原さんの“いつものやつ”はオーバーサイズな白Tだ!
ブローダー ディレクター 永原太蔵さん(47歳)●1975年生まれ。大手セレクトショップのバイヤーを歴任後、2020年にブライベルガー エンタープライズを設立。ブランドから私立大学の購買部のプロデュースまで、活動は多彩。
男性のためにシルエットが計算されたブローダーの定番T。デニム、スウェット、チノとベーシックなパンツを合わせることがほとんど。
いつもこんな感じ!
色Tを着るのはたまにだそうだ。
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