「Feel So Good, Isn't it?なモノ語り」とは……▶︎すべての写真を見る | 小木“Poggy”基史さん 1976年生まれ。ユナイテッドアローズを退社後、2018年に独立。自らのプロジェクト「ポギーズ ボックス」を手掛けるほか、ファッションキュレーターとして世界的に活躍。インスタのフォロワー数は19万人超え。poggytheman |
| 阿部勇紀さん 1982年生まれ。ミュージシャンとして活躍したのち、2018年にデジタルメディア「ハイプビースト・ジャパン」に参加。同媒体では小木さんとの仲睦まじい様子を動画でも公開中。yvkiabe |
阿部 早速ですが、ポギーさんにとっての気持ちいいものは何ですか?
小木 40歳を過ぎて、「気持ち良さ」には、いろいろあると意識が変わりました。好きな服を着ることは今も昔も心地良いのですが、最近はブランドにあまり固執しなくなりました。テンダーパーソンのような新しい感性との出会いは、気分を盛り上げてくれます。
「テンダーパーソン」のジャケット。20代のふたりによる気鋭のドメスティックブランド。グラフィックや肘のプロテクターポケットなど、荒々しい初期衝動的センスは必見だ。
阿部 香水や時計など、今回は幅広いセレクトですね。
小木 このオーデコロンは、どこか「古着に合う」と感じる香りで、クラシックで普遍的な感じ。古着に合わせるのもいいですが、トレンドの服を着ているときに、逆にこんな古典的な要素を纏いたくなります。
「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の香水。“世界最古の薬局”と名高いブランドの定番で、ポプリとパチューリを愛用。フィレンツェ本店に行ったときの興奮は今も忘れられないとか。
2/2