▶︎すべての写真を見る 1917年にバスケットボールシューズとして誕生したオールスター。トレンドや技術の進化とともに少しずつアップデートされつつも、ベースは発売当時のデザインを継承し続ける不朽の名作だ。
そんなオールスターのコレクションに新たに仲間入りし、話題を集めているのが、ヴィンテージデニムをモチーフにしたモデル「オールスター US エイジドデニム HI」だ。
ベースとなるのはヴィンテージテイストを追求したU.S. オリジネーター
オールスター US エイジドデニム HI エイジドブルー(アッパーと同色のスペアシューレース付き) 1万4300円
今回発売された「オールスター US エイジドデニム HI I」を語るうえで欠かせないのが、U.S. オリジネーターの存在だろう。
U.S. オリジネーターとは、コンバースの原点ともいえる古き良きアメリカのヴィンテージテイストを追求したコレクションで、2013年から展開されている。
パッと見ただけでは定番モデルとの違いを言い当てるのは難しいかもしれない。でも、じっくり見ていただければその差は歴然。随所にこだわりが詰まっているのだ。
まずわかりやすのが、ラバーソール。定番モデルはマットな白に対し、U.S. オリジネーターでは艶のある生成りが採用されていて、使い込んだような雰囲気を醸し出している。
インソールに関しては、クッション性に優れたウレタンフォームとラバースポンジが採用され、より柔らかく、歩きやすくなっているのもポイントだ。
そして次にチェックすべきは、内側にあしらわれているアンクルパッチ。定番モデルに比べて鮮やかなブルーの星が採用されている。
さらに、パッチの上部がほんの少しだけ突き出していているのがおわかりいただけるだろうか。これの部分をノッチというのだが、これはパッチのセッティング工程で天地を逆に取りつけてしまうミスを防ぐための印で、クラシックなオールスターの特徴のひとつ。
モデルの製造年代を識別するヒールラベルとインソールロゴには、ともにU.S. オリジネーターの印字がされている。
さらに、シューレースがポリエステルではなくコットン素材になっていたり、シューレースを通すハトメが光沢ありになっていたり、デッドストックながらの風合いを醸し出すために、細かいところまで徹底的にこだわられているのだ。
アッパーは特殊な洗いと加工でヴィンテージの風合いに
洗い加工を施したアッパーを採用していることがU.S.オリジネーターの特徴のひとつでもあるのだが、「オールスター US エイジドデニム HI」では、特殊な洗い加工ブリーチ加工を施したデニム素材が採用されている。この加工によって、経年劣化したような風合いが忠実に再現されているというわけ。
そもそもU.S.オリジネーターは、ヴィンテージテイストを追求したコレクションなのだが、そこにエイジング加工されたデニムがプラスされることで、古き良きアメリカのデザインを体現できる一足に仕上がっている。
クロップド丈やショートパンツを取り入れたスタイルが増えるこれからのシーズン。ぜひとも、「オールスター US エイジドデニム HI」を主役にして、こなれ感あるコーディネイトを楽しんでほしい。
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