今や車の世界ナンバー1マーケットである中国。だから世界中のメーカーがこぞって魅力的なモデルを投入しているけれど、ちょっと待って。
日本のメーカーも、日本市場にはないモデルまでどしどし発表しているじゃないか!
日本のメーカーの格好いい北米専用モデルなどは多く見てきたが、今後は中国も要注目か……と思ってしまった先日の上海モーターショーから、「せめてこれだけでも日本に!」と思う5台をご紹介。
【写真8点】「上海で発表されたスタイル抜群SUV」を写真でチェック 日本でも絶対ウケる「パスファインダーコンセプト」
日産「パスファインダーコンセプト」。北米仕様「パスファインダー」とは顔が異なる。
「パスファインダー」は、もともと日本でも販売されていたSUV「テラノ」の海外仕様。日本でのテラノの販売は終了して久しいが、パスファインダーの名は北米を中心に残り、2021年に登場した現行型は全長約5mにまで成長している。
そんなパスファインダーが中国市場に投入されるようだ。
上海モーターショーに現れた現行型パスファインダーのコンセプトカーは、現在北米で販売されているモデルとは若干顔が違う。中国市場を意識したデザインらしいのだが、これがかなりイケているのだ。
エンドピラーが北米仕様だとブラックアウトされているのに対し、中国向けコンセプトはシルバー加飾が入るなど、リヤスタイルも北米仕様と違う。
コンセプトカーゆえ中国仕様の詳細は不明だが、北米仕様では3.5L×9速ATが搭載され、4WD車は7種類のモードを選択できるドライブ&テレインモードセレクターを備えるなど、水上バイク等を牽引して好きな場所でテントを張る、なんて使い方にピッタリな一台。
インテリアも北米仕様と若干異なり、中国向けのほうがシンプルにまとめられている。
もちろん先進のプロパイロットをはじめ、運転が安心&快適になる先進装備も充実。
確かに日本の道路事情を考えると少し大きめサイズかもしれないけれど、日本じゃトヨタ「ランドクルーザー」級の国産車が少ないだけに、ぜひ日本導入も検討していただきたい一台だ。
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