▶︎すべての写真を見る 「コートの着方かっこいい」「あのコートが気になる」「コートめちゃくちゃ格好よかった」。
現在放送中のドラマ『風間公親 -教場0-』で、主演の木村拓哉さんが着用中の“黒コート”に注目が集まっている。
SNSでもたびたび話題に上がっているが、「風間のコート気になるけど、調べてもわからない」という声も。
太いラペルと襟を立てた首元から流れる美しいショルダーラインが目を引く黒コートの正体は、イーヴォ(hevo)の「ブリンディジ」。2017年のリリース以降、ブランドを象徴する人気モデルである。
コート13万2000円/イーヴォ(トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567)
ドラマ『教場』は2020年1月から放送され、今回で3シリーズ目を数える話題作。今期は「あの最恐の教官はいかにして誕生したのか?」が描かれている。
ネットでは、ストーリー展開や出演者らの演技はもちろん、木村拓哉さんが身に着けているメガネや革靴などにも熱視線が注がれている。
当然、オーシャンズ世代なら、季節は違えどスーツにカチッとハマっているコートにも目を光らせているはずだ。
風間が愛用するイーヴォのコートは、事件現場の検証作業やバディを組む新人刑事が犯人を“仕留める”ときなど、重要な屋外シーンでは必ずと言っていいほど登場する。
体のラインに沿うしなやかなシルエット、画面越しにもわかる上質な素材感、指導官という役柄をさらに際立たせる存在感は、まだ頼りない新人刑事たちとのコントラストも相まって、風間の持つ色気や威厳をより一層引き立てている。
ワイドなラペルやダブルブレストといったクラシックなデザインは、落ち着いた紳士の雰囲気を演出。
同時に、ドレープ感のあるAラインシルエットやゆったりとした袖まわり、ラグランスリーブのナローショルダーといったモダンな要素が、シンプルな黒コートをより魅力的に見せている。
素材は、ナイロンを混紡した軽量なメルトン調のイーヴォ定番生地で、撥水加工も施されている。多少の雨ならなんてことないが、前回のラストシーンは土砂降りだったから、さすがに着ていなかったかも……?
なーんて、コートの素材やディテールを思い出しながら、これからのドラマの展開を鑑賞するのもまた一興。
まもなく夏本番を迎えるが、今年の冬は襟を立てた黒コートを羽織ってビシッと決めたい!と考えているのは、きっとアナタだけではないはずだ。