第8位 いすゞUTE「D-Max」
いすゞUTEとはオーストラリアの現地法人「いすゞUTEオーストラリア」のこと。
D-Maxは、タイで生産され世界100カ国以上で販売されているいすゞのピックアップトラックだ。
トヨタ「ハイラックス」と同クラスで、3Lディーゼルターボと、1.9Lディーゼルターボがある。ボディバリエーションはシングルキャブ/スペースキャブ/クルーキャブの3種類。
第7位 トヨタ「ランドクルーザー」
「どこへでも行き、生きて帰ってこられる車」という「ランドクルーザー」の使命は、オーストラリアでこそ実感できるかも。
広大な砂漠や草原のあるオーストラリアには、やっぱりランクルだろう、と思っていたが、意外にも上位には食い込めなかった。それでも7位なのだから人気は高いと言えるだろう。
オーストラリアのランドクルーザーは、日本でも販売されている300系と、150系のプラドだけでなく、羨ましいことに新車で買える70系のピックアップもある。
さらにルーフラックやフロントカンガルーバーをはじめオーバーランダー系のオプション類が豊富なのもオーストラリア仕様の特徴だろう。
第6位 トヨタ「カローラ」
世界150以上の国と地域で販売されている、1966年生まれのロングセラー「カローラ」。
トヨタのグローバルモデルの代表格である、カローラ。当然オーストラリアでも販売されていて、ハッチバックとセダンがラインナップしている。
カテゴリーでいえばVWゴルフクラスで、上記のライバル・ヒュンダイi30を抑えて、このカテゴリーで最も売れている車となっている。
パワートレインは日本と同じ1.8L+モーターのハイブリッドと、日本ではワゴンの限定車にしか搭載されたことのない、2Lエンジンの2種類。また日本モデルはグローバル仕様と比べて全長や全幅、ホイールベースが縮小されているが、オーストラリア仕様は、その日本仕様よりも全長が短く、ホイールベースは日本仕様と同じに設定されている。
こんな風にそれぞれの現地ニーズにあった仕様を提供するからこそ、TOYOTAは世界中で愛されるのかも知れない。
3/5