砂漠や平原が多いオーストラリア。日本の約20倍も広い平坦な国土となれば、ドーンと走るアメリカ車が人気なのかと思ったら、実は日本車が人気らしい。
FCAI（オーストラリア連邦自動車産業会議所）の調べでは、メーカー別で見ると2022年の1位がトヨタで2位はマツダだ。アメリカ車は6位のフォードが最高順位で、メルセデス・ベンツやBMW等のドイツ勢はベスト10圏外だ。
日本車がそれほど安いわけではないが、価格の割には故障が少なくて燃費も良いことが選ばれる理由。
では、日本車の中でもどの車に人気があるのか。メーカー別と同じくFCAIの車種別TOP10のデータを見ていこう。
【写真10点】「オーストラリアで人気の車TOP10」の詳細写真をチェック 第10位 ヒュンダイ「i30」
ヒュンダイ「i30」の3代目。ちなみに初代は日本でも販売されたことがある。
i30は韓国のヒュンダイが手掛けるVWゴルフクラスのコンパクトハッチだ。
オーストラリアではハッチバックのほかにセダンもあり、いずれもスポーティなNラインモデル、ハイパフォーマンスのNモデルが用意されている。エンジンは2Lガソリンと1.6Lターボの2種類。
第9位 MG「ZS」
現在は上海汽車集団傘下にあるMG。その好調な業績を支えるモデルのひとつが「ZS」だ。
イギリスのMGが輸出しているコンパクトSUVがZS。サイズは日産「キックス」なみで、同じように街乗りがメインのSUVだ。
1.5Lガソリン車の他に、バッテリーEV（電気自動車）もある。価格が安い割にLEDヘッドライトやスマホ連動タッチスクリーン等が備わるなど装備が充実しているのが人気の一因。
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