【写真12点】「ビームス小林景太さんの洗車術。時短でキレイに仕上げるポイントと洗車グッズ」の詳細写真をチェック ファッション業界きっての車好きで知られるビームスの小林景太さんが、高頻度で実践する時短洗車の実践解説。
まめに車を洗う理由や、洗車グッズを紹介してもらった
前回に続き、今回はシャンプー洗浄から手順を追っていく。
今の時季なら誰もが悩む、黄砂で汚れてしまった愛車の鮮やかなビフォー・アフターにも注目だ。
◾️プロフィール 小林景太(こばやし・けいた)1989年、福井県生まれ。20歳でシアトルに留学し、大学卒業後はワーホリでカナダ・トロントに住むなど在米経験が豊富。2019年よりビームスのメンズバイヤーに就任。2児の父でもあり、週末は家族と公園でレジャーを楽しむ。「アウトドア好きに見られるんですが、全くそんなことないんです」とは本人談。
シャンプー後のすすぎも入念に
ホコリや黄砂をすすぎで入念に落としたら、すぐさまシャンプー洗浄へ移行。一時停止したホースから、再び放水が始まるまでの5分間で終わらせるためだ。
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最初にホイールを洗って汚れたバケツの水を入れ替え、新たにシャンプーを泡立てたらスポンジでボディを洗い上げていく。この作業も、トップからスタートし側面へ。
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「窓の溝やフロントグリルまで、手早くかつ入念に洗っていきます」。
ポイントはとにかく、愛車を想って丁寧に。そうこうしている間に、放水のカウントダウンが始まった。勢いよく飛び出した水で、泡だらけのボディを洗い流していく。
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水が出なくなるまで洗剤をしっかり落とした後も、100円を投入してさらに1分間、すすぎ時間を追加。
「何度も言いますけど、洗車はすすぎが大事です」。
高頻度で洗車するならグッズは手に入りやすい方がいい
水を使う行程を終えたら、拭き上げスペースへ車を移動。続いて拭き上げの手順に進むが、ここにも、小林さんなりのこだわりがあった。
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まず、セームタオルでザーッと水を拭き取り、その後、コーティング剤を吹き付けながら、マイクロファイバータオルで再度、吹き上げていく。
セームタオルはシャンプーと同じくシュアラスター製のもの。マイクロファイバータオルは、コストコで定期的に購入しているという「カークランド・マイクロファイバータオル」を使っている。
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「特にこだわりがあるわけではないです。シュアラスターのカー用品は定番ですし、コストコのマイクロファイバータオルは単純にコスパがいい。頻繁に洗車をするので、グッズは手に入りやすい方がいいと思ってます」。
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ちなみに、コーティング剤もシュアラスター製の「ゼロフィニッシュ」だが、コイツはいろいろと使い比べた末にたどり着いた一品だとか。
「スプレータイプで使いやすく、拭き上げるだけで艶が出てキレイに仕上がるんですよね。ドアハンドルの傷なんかも目立たなくしてくれます」。
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コーティング剤を使ってボディをひととおり拭き上げたら、マイクロファイバータオルを取り替えて細部まで拭き上げていく。
ドア、ハッチ、ボンネットを全開放し、それぞれの内側に残っている水も忘れずに。「急いている時はここまでやらないですけど」と、エンジン上部に溜まったホコリまで優しく拭き取るほどの入念ぶりだ。
「やっぱり車が好きなんですかね。エンジンルームを眺めているだけでワクワクします」。
窓の内側の汚れまで見逃さない!
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ドアを全開放したついでに、車内清掃に取り掛かる小林さん。シートや床、荷室などのゴミを吸い取ってくれるのは自宅でも使っているという「ダイソン」のハンディクリーナーだ。言うまでもなく、吸引力は半端じゃない。
フロアマットを取り出してホコリを払い、床も隅々までキレイにしていく。
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「車内清掃で忘れちゃいけないのが、窓の内側ですね。子供の手痕なんかが至る所についているので」
この時使うのが、先ほどボディを拭き上げていたマイクロファイバータオル。窓の内側をはじめ、インパネやコンソール、ステアリングホイールまで、コイツで一網打尽だ。
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さらに、手の平が入る程度にサイドウィンドウを開け、見落としがちな窓上部の汚れも落としたら終了! かと思いきや、小林さん。もう1種類のマイクロファイバーを取り出して、再びボディを拭き上げ始めた。
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「仕上げの仕上げです(笑)。いやあ〜、本当にキレイになったなあ」と、かなりご満悦の様子だ。
以上がビームス・小林さん流の洗車術。仕上がりのほどを、ビフォー・アフターの写真で見比べてみてほしい。
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最後にポイントをおさらいしておこう。
【小林さん流、時短洗車のポイント】
①. 洗い始めはホイールから
②. 最初のすすぎで黄砂やホコリをしっかり落としておく
③. シャンプー洗車は手早くかつ丁寧に
④. 洗車後のすすぎも入念に行う(可能ならすすぎの時間を延長する)
⑤. セームタオルでザーッと水を拭き取る
⑥. コーティング剤を使いながら、マイクロファイバータオルでさらに拭き上げる
⑦. ドアやハッチの内側の水も忘れずに拭き取る
⑧. 車内のゴミは掃除機で一気に吸い取る
⑨. インパネやコンソールの掃除はマイクロファイバータオルが便利
⑩. 最後に気になる箇所を拭き上げたら終了
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小林さん曰く「今日は撮影なので、いつも以上に丁寧にやりました」とのことだが、それでも30分弱で終えられるし、慣れてきて手際が良くなれば、さらなる時間短縮も可能だろう。
洗車グッズもそれほど多くない。黄砂や花粉で汚れた愛車を、この連休でサクッとキレイにしてしまおう。
【前半を読み直す】 ![](https://images.oceans.tokyo.jp/media/article/42786/images/editor/a44178a3c51dd73c71b8fffd4ae54b2119f58ff0.jpg?h=1000)
ちなみに小林さんが当日着ていたセットアップは、今季ビームスで売っているマウンテンハードウェアの別注。この日は暑くてトップスを脱いでいたが、濡れても汚れても気にならないウェアに、取材班も「洗車にピッタリ!」と注目。