「Camp Gear Note」とは…… キャンパーにはお馴染みのアウトドアブランド「SOTO」。
なかでも、カセットガスを使ったシングルバーナー「レギュレーターストーブ」は、2008年の発売以来、“迷ったらこれ”な日本でもっとも売れているシングルバーナーのひとつ。
ただ皆が持っていると言われると、ちょっと人と違うものが欲しくなるのがキャンパー心だが、実はこのバーナー、過去に何度かだけ限定カラーのモデルが発売されたことがある。
今回はこれまでの限定カラーを振り返りつつ、現在手に入れられる注目の限定モデルも紹介してみよう。
【写真8点】「SOTOの超人気バーナーの限定モデル」を写真でチェック ベースになっているのは、こちらの2種類
[左]「レギュレーターストーブ Range(レンジ)」9020円、[右]「レギュレーターストーブ ST-310」6930円/SOTO
長年、定番バーナーとして愛され続けてきた「レギュレーターストーブ ST-310」と、それをベースにより大きなサイズのクッカーにも対応できるよう改良が施された「レギュレーターストーブ Range(レンジ)」。
紹介する限定モデルには、この2種類の実力派バーナーがベースとして使われている。
初の限定色はメルヘンカラーだった
メルヘンキャンプモデル(終売)。
限定カラーが初めて発売されたのは2012年。題して「メルヘンモデル」はイラストレーター、兎村彩野さんとの共同開発によって作られた可愛らしいモデルだった。
遮熱板はチェック柄で、脚の接地部分と調整ツマミに赤いシリコンパーツが配されている。さらに、このモデルは畳んだバーナーを収納できる四角いクッカーとセットで販売されていた。
当時は「山ガール」がブームになった時期とも重なり、山やキャンプ場でこのバーナーとクッカーを使う女性を目にする機会が多かったように記憶している。
特殊なカモフラパターンを採用したモデルも
「リアルツリーモデル」(終売)。
次に人気を集めたのが、2016年にリリースされた「リアルツリーモデル」。
こちらの特徴は、輻射板に「水圧転写」なる手法でリアルなカモフラ柄を施していること。水に絵柄フィルムを浮かべ、材料を上から沈めて絵柄を転写するので、1台ずつ微妙に柄が異なるのもコレクター魂を揺さぶった。
カモフラ柄は、さまざまなカモフラパターンを手描きでデザインするアメリカの会社「
リアルツリー」のものを採用している。
昨年からはシックなカラーリングシリーズが定番化
[左]「レギュレーターストーブ ST-310コヨーテ」(終売)、[右]「レギュレーターストーブ ST-310アイスグレー」8800円/SOTO
昨年、今年とシックなカラーリングのモデルが数量限定で立て続けに発売されている。
ブラックのボディを基調に小さなパーツ部分にカラーをあしらったもので、昨年はコヨーテ、今年はアイスグレーと落ち着いた色合いが展開されている。
取り扱いは「
Shinfuji Burner」のオンラインストアと特約店のみ。今年発売したアイスグレーは、まだ取り扱いのあるショップもあるので、気になる方は急いでチェックしよう。
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