©︎Matt Curnock, Ocean Image Bank, Great Barrier Reef Foundation
▶︎すべての写真を見る ティファニー財団(Tiffany & Co. Foundation)は、世界で最も大切とされる海洋及び景観の保護支援における助成金交付総額が、1億ドルを上回ったことを発表した。
ティファニー財団は20年以上にわたり、地域社会と地球に有意義な利益をもたらす世界中の主要な団体を支援してきた。
財団創設30年目を迎える今も、地球の貴重な場所を今後の世代に残すため、この活動に取り組み続けている。
ティファニー財団が世界各地で達成してきた主要例は以下の通りだ。
[海洋保護]
30箇所以上の海洋保護区の創設と実現を支援し、世界の五大洋にわたる1100万平方キロメートル以上(米国の総面積に相当)を保護。
この活動は、2030年までに世界の海洋の30%を保護することを目指すグローバルな運動を推進するという財団のコミットメントを明確にするものであり、2023年3月4日に190ヶ国以上の加盟国によって調印された、海洋生物保護のための国連の先ごろの歴史的条約とも合致している。
助成金交付先にはコンサベーション・インターナショナル、ワイルドライフ・コンサベーション・ソサエティ、オーシャンズ 5などがある。
[サンゴ礁保護]
世界30ヶ国以上のサンゴ礁の保護・育成を支援し、対象海域はハワイ、カリブ海、オーストラリア、コーラル・トライアングル(パプアニューギニア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ソロモン諸島、東ティモールを結んだ三角形の海域)にわたる。
助成金交付先には、グレートバリアリーフ財団、コーラル・リーフ・アライアンス、ザ・ネイチャー・コンサーバンシーなどがある。
[景観保全]
米国西部各地の廃坑の浄化を支援し、生態学的に豊かで文化的に重要な約4万平方キロメートルの土地を保護。助成金交付先にはトラウト・アンリミテッド、クラーク・フォーク・コーリション、コンサベーション・ランズ・ファウンデーションなどがある。
また非政府組織RESOLVEを支援することにより、シエラレオネにあるダイヤモンドの廃坑の再利用にも貢献。RESOLVEはピース・ダイヤモンンズ・レストレーション・イニシアティブを通じて、こうした土地を存続可能な農業用途向けに復刻するべく、地元の地域社会と協力している。
ティファニーは1837年の創業以来、成功する企業には地域社会に対して大きな責任があるという信念に導かれてきた。
ティファニー財団は、ティファニーの社会貢献活動に集中的に取り組むために2000年に設立。以来、社会貢献活動や、全世界の海洋と景観の保護活動に積極的に取り組んできた。
そして社会と地域に対する有意義な影響を創出するため、今後も世界各地の団体の支援活動を継続する。
[問い合わせ]
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
0120-488-712