▶︎すべての写真を見る 「30mens / 30days SNAP ~春アウター着回し術~」とは…… 「結局、モードの風を吹かせたい」「平子に会いたかったら伊勢丹に」ーー。
オーシャンズTVでも数々の名言を残したアルコ&ピースの平子祐希さん。お洒落芸人として名を馳せる彼が春の相棒に選んだのは、やはりあの服だった!
<SNAP No.24>平子祐希さん 平子祐希●1978年生まれ、福島県出身。人気お笑いコンビ「アルコ&ピース」のボケ担当。愛妻家としてだけででなく、ファッションラバーとしても業界屈指。YouTube「アルピーチャンネル」も絶好調!
【平子’s セレクトアウター】ジェームス・グロースの革ジャン
「ジェームス・グロースが俺に馴染もうとしている」。これもまた、先に触れたオーシャンズTVで炸裂した平子さんの殺し文句である。
「本当に自分にぴったりの“ロンジャン”が見つかって、すごくうれしかったんです。実際に表革とスウェードを1着ずつ買わせていただきましたが、両方よく着ています」。
今回は、ブランドの代表作であるスムースレザーの1着をチョイス。昼は暑くて夜は寒い。そんなイジワルな春の気候にも、上質な革が安心感を与えてくれるんだとか。
「着心地もいいし、デザインもいい。ダブルとシングルの良い部分を取り入れているうえ、バランスよく仕上がっている。自宅を購入したりで結局バイクは買えてないんですけど、この革ジャンはマジで気に入ってます。相棒です」。
<15℃前後の日>春らしいカラーで遊ぶブリティッシュアイビー
ジャケット/ジェームス・グロース、ニット/キャルオーライン、パンツ/スペルバウンド、靴/オールデン
ブラックの革ジャンを全身黒で合わせるような、ブナンな着こなしには陥らない。平子さんは春らしい明るいパンツを使いながら、華やかで爽やかなコーディネイトを実践。ジェームス・グロースのルーツである英国的な匂いも意識した。
「チルデンニットをさらっと着て、ロンジャンを羽織る。あまりガチっぽくならないように気を付けつつ、ふんわりアイビー的に装ってみました。裏テーマは、短期留学先のイギリスで革ジャンを買ってきたアメリカの学生」。
なるほど。靴はオールデンを選び、アメリカの空気感もプラス。革ジャン、靴の色味、素材感がマッチして、全体に統一感をもたらしている。
「革靴の世界も、革ジャン同様に趣深いですよね。奥さんから誕生日にもらったオールデンが、僕にその扉を開いてくれました。“40歳手前になったらいい靴を履きなさい”って言われて。実は、今日のコーディネイトに色味を加えたのも奥さんのアドバイスがあったからなんです。“色味が入っていた方が可愛いよ”って」。
奥様、ナイスセンス!
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