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2023.04.01

テスラも古臭く見える「メルセデス・ベンツ EQS」が載せた最新テクノロジー

「Mercedes-AMG EQS53 4MATIC+」2372万円。

「Mercedes-AMG EQS53 4MATIC+」2372万円。

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Sクラスに相当する電気自動車で、AMGグレード初のBEVをラインナップする「メルセデス・ベンツ EQS」。

フル充電での走行距離は、AMGグレードで601km、通常グレードで700kmと、日本で販売されるBEV最長クラス(ともにWLTCモード)。この大容量のバッテリーは、災害時やアウトドアでは、蓄電池としても使用できる。

走りにも機能にも、惜しげなく最新テクノロジーが詰め込まれた一台なのだ。

電気自動車でも王者たる実力

メルセデスのEQシリーズ。それは純粋なバッテリー駆動の電気自動車=BEVを指すシリーズ名です。

この車はEQのなかのSクラスで、EQS。すなわちメルセデスのBEV版フラッグシップサルーンなのです。それをAMGが全面的に手を加えてスポーティに仕立てたEQS53というグレードも揃えます。

ちなみにAMGにとってはこれが初のBEVモデルになります。

EQSが用いるEVA2プラットフォームは純粋にBEV用として開発されており、その性質を活かして未来的なフォルムを実現しています。街中でそばに停まるテスラでも古くさく見せてしまうほど、その存在感は圧倒的です。

AMGモデルが搭載する前後モーターは通常モデルよりひと回りは強力。最も強力なモードのアウトプットは761ps/1020Nmに達します。このトルクは従来の6L V12気筒のエンジンをも上回るスペックで、発進時からその最大値が引き出されることが特徴です。

というわけで、その速さはワープと呼ぶしかない新感覚。ワインディングでも早送りのようにコーナーが迫ってくるのに驚かされます。

時代が変われど車づくりの王座は譲らない。その自信と意気込みが感じられる、そんな一台です。

自動車ライター
渡辺敏史

出版社で自動車/バイク雑誌の編集に携わったあと、独立。自動車誌での執筆量が非常に多いジャーナリストのひとり。車の評価基準は、市井の人の暮らしにとって、いいものかどうか。




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