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2023.03.17

ファッション

“脱・本気アウトドア”のシェルアウター活用術をエストネーション・鷲頭直樹さんに聞く


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「30mens / 30days SNAP 〜春アウター着回し術〜」とは……

春の不安定な気候に左右されない、気持ちも格好もいい装い。

エストネーションのメンズディレクターを務める鷲頭直樹さんが実践するのは、中綿入りのシェルアウターを軸にした“脱・本気アウトドア”のシティなコーディネイトだった。
<SNAP No.2>鷲頭直樹さん
鷲頭直樹●エストネーションのメンズディレクター。アメカジからラグジュアリーまで網羅する審美眼は業界随一。

鷲頭直樹●エストネーションのメンズディレクター。アメカジからラグジュアリーまで網羅する審美眼は業界随一。

【鷲頭’s セレクトアウター】パッドの中綿ブルゾン



一見するとカーディガンに見えるこちらは、昨年の秋冬にデビューしたブランド「パッド」のナイロンアウター。

「もともとユニークなデザイン性に特徴がありましたが、今季は特に大人っぽい配色のものが増えました」と鷲頭さんも注目の新鋭だ。

ばさっと羽織れる気楽さと中綿入りの程良い暖かさが春先に頼もしく、軽くて少々の防寒性を備えるという一定水準以上の機能性もヘビロテの要因に。

<15℃前後の日>落ち着いたダークトーンのなかで光るデザイン性

ベスト、中に着たブルゾン/ともにパッド、パンツ/エストネーション、スニーカー/ヴァイナルアーカイブ×ヴァンズ

ベスト、中に着たブルゾン/ともにパッド、パンツ/エストネーション、スニーカー/ヴァイナル アーカイブ×ヴァンズ


薄手のブルゾンだけじゃ心許ない春寒においては、ブルゾンの上にベストを追加。こちらも中綿入りで、ブルゾン同様パッドのニューアイテムだ。

ベストは首元が大きく開いたデザインだが、そこから覗くカーキカラーのリブが防寒&視覚面でうまく機能する。

「全体をダークトーンでまとめると、少しつまらなくなりがち。今回はブランドらしいデザイン性を活かしながら、アクセントカラーで変化をつけてみました」と鷲頭さん。



車の運転時にも便利なショート丈のダウンと合わせることで、レイヤードしたトップスの丈感にも独特なリズムが。

さらにはパンツをロールアップさせて丈の遊びをもうひとつ加えるという、プロならではの技を披露してくれた。


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