物価は上昇しているのに、給料は上がらない。値上げによる家計へのひっぱくが続き、お金に頭を悩まされている人も多いはずだ。
漠然と金運をあげたいと思っている人に、興味深い調査結果を報告したい。
話を聞いたのはこの人
たかみー●金運上昇するさまざまなことを伝える金運師をはじめ、運気がアップするサポートをメインに活動。YouTube「金運上昇チャンネル」を 運営し、登録者数は10万人を突破。中国万年暦、マヤ暦、通書を駆使した独自の方法で、特定の日にしたいこと・避けたいことを ズバリ的中させることで特に定評がある。「金運上昇チャンネル」https://www.youtube.com/channel/UC0rvsDnTlvualb1EkgbxBzQ
YouTubeチャンネル「金運上昇チャンネル」を運営する金運師・たかみー氏が、25歳以上70歳未満の男女全国3000人を対象に、金運にまつわる調査を行った。
まず「金運を上げたいですか？」という質問に対しては、ほとんどの人が「はい」（89.6％）と回答。
ところが、「金運を上げるために何かしているか？」という質問には、実に6割もの人が「特に何もしていない」と回答している。
金運アップに興味があっても、具体的に何をすればいいか思い浮かばない人が多いのも頷ける。意外とみんなそんなものなのかもしれない。
では、残りの4割の人は何をしているかというと……？
最も多かったのが「神社仏閣への参拝」（24.8%）。そのほかの回答も、「金運の御守り」（12.2％）、「パワーストーン」（6.7％）、「盛り塩」（2.4％）などなど、そのほとんどがなんと“神頼み”だった！
風水では水回りをきれいにすると運気が上がるとされているため、「トイレ掃除」をしている人も意外と多かった。これは思わず「へ〜！」と言いたくなる結果である。
これで少しでも運気が上がるなら、ちょっと真似してみたくなるかもしれない。前出の質問で「神社仏閣への参拝」と答えた人が実際に行ったという人気の神社がこちらだ。
神奈川県鎌倉市にある「銭洗弁財天宇賀福神社」が第1位。京都随一の金運神社といわれる「御金神社」や東京の人形町にある「小網神社」にも多くの人が訪れているのがわかる。
日本三大金運神社といわれる千葉県館山市の「安房神社」、石川県白山市の「金劔宮」、山梨県富士吉田市の「新屋山神社奥宮」もランクインしており、遠方まで足を運んで開運を祈る人も多いようだ。
ちなみに今年の金運をたかみーさんに聞いてみると、「今年は卯年。うさぎは跳ねる特徴があるため、金運も飛躍する年といわれています」とのこと。今年の運気に期待しつつ、たかみーさんおすすめの金運神社を教えてもらった。
1つ目は「出雲神社」（島根県出雲市）。日本を代表する超有名な神社だが、実はうさぎと深いかかわりがあるのだそう。
出雲大社。
「『古事記』の“因幡の白兎”のお話にあるように、出雲大社の御祭神である大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）がうさぎを助けたことから、出雲大社には様々なうさぎの御像が飾られています。その年の干支は運気を上げるラッキーアイテムになるので、うさぎの御像を待ち受けにすると、2023年の御守りになりますよ」（たかみーさん）
うさぎの御像。
ちなみに東京・六本木にある「出雲大社東京分祠」を訪れても同様のご利益があるそうだ。
2つ目は、「宇治神社」（京都府宇治市）。ここに祀られている御祭神の菟道稚郎子（うじのわきいらつこのみこと）が、宇治を訪れる途中で道に迷ったところ、一羽のうさぎが現れて道案内をしたという言い伝えがあるという。
宇治神社。
「ここには振り返りながら案内している“みかえり兎”と呼ばれるうさぎがいます。正しい道へ導くうさぎとして、良縁や正しい道への信仰を求めて訪れる人が後をたちません。境内の奥のパワースポットやうさぎおみくじが大人気だそうですよ」（たかみーさん）
みかえり兎。
3つ目は、「鵜戸神宮」（宮崎県日南市）。日南海岸に祀られる「鵜戸さん」の名で親しまれている神社だ。
鵜戸神宮。
「この神宮の神使はうさぎ。撫でると願いが叶うとされる“撫でうさぎ”をはじめ、境内にはいたるところにうさぎがいます。毎月初めの卯の日には縁日祭が行われるなど、うさぎと縁の深い神社です」（たかみーさん）
撫でうさぎ。
うさぎはぴょんぴょんと跳ねることから運気を上げ、長い耳は福を集めるといわれる昔からとっても縁起のいい動物。たかみーさんおすすめのパワースポットを訪れて、少しでも金運アップを狙ってみてはいかが？
