③ ホカ「クリフトン 9」
「クリフトン 9」2万900円/ホカ(デッカーズジャパン 0120-710-844)
従来のランニングシューズらしからぬ仕様の厚底で、業界に旋風を巻き起こした、カリフォルニアに拠点を置くフットウェアブランド「ホカ」。歩きやすさと安定感のあるビジュアルからファッション業界にも多数のファンを抱え、街中はおろかロケ撮影やアパレルブランドの展示会でも驚くほど多くの着用者を見かける。
ハイパフォーマンスモデルからタウンユースを睨んだものまで多彩なモデルが並ぶなか、やはり人気が集中するのは「クリフトン」や「ボンダイ」といったランニングシューズの定番シリーズだろう。
「クリフトン 9」2万900円/ホカ(デッカーズジャパン 0120-710-844)
特にロードランニングをルーツに持つクリフトンは、先日最新作の「クリフトン 9」がリリースされたばかりとあって、注目度が急上昇中。「オールブラックや4月から発売予定のベージュカラーなど、計10色のメンズモデルはファッション的観点からも大充実」(ホカPR 石井さん)と、ブランド的にも肝煎りのニューアイコンだ。
まるで足が浮き上がるようなクッション性の良さはあいも変わらず雲上級で、アウトソールが前作より3mm高くなりつつもさらなる軽量化に成功。これはまた、人気出ちゃいそう。
④ ニューバランス フレッシュフォーム 「モア」&「 1080」
本稿ラストは「ニューバランス」。いわゆるオーセンティックな「990」や「996」といった傑作ランニングシューズのほか、このブランドには「大きく分けて2種類のパフォーマンス系シューズが存在します」(ニューバランスPR 小澤さん)。
それが、クッション性をコンセプトにした「フレッシュフォーム(FRESH FORM)」と、反発弾性をコンセプトにした「フューエルセル(FuelCell)」だ。
小澤さんが今季のオススメに挙げたのは、フレッシュフォームに分類される2つのモデル「1080」と「モア(More)」。前者はカテゴリー内のトップモデルとして抜群の機能性を誇り、ランニングの科学的データに基づくソール設計で、「クッション性と屈曲性が向上し、走りやすさを実現しています」(小澤さん)。
「フレッシュフォーム X 1080 v12 12N」1万8700円/ニューバランス(ニューバランスジャパン 0120-85-7120)
かたや「モア」はシリーズのなかでもっとも厚く、やわらかいいソールが持ち味。最上のクッションに足が包み込まれるような感覚で、長距離ランも苦にならない。
「フレッシュフォーム X More v4 GG4」1万9800円/ニューバランス(ニューバランスジャパン 0120-85-7120)
スタイリングについて伺ったところ、「モノトーンなら普段のスニーカーと変わらない感覚でお使いいただるし、目立つ色の1足をシンプルな服と合わせても格好いいはず」(小澤さん)とのこと。
確かに。これは複数揃えたくなってしまう。