さらに、人生を変えたのはホストのROLANDだった。
「テレビに出始めた頃に好きになりました。ホストというよりは実業家という一面が尊敬できると思って。イケメンに興味はなかったけど、清潔感もすごいですよね」。
そんなROLANDが「自分も使っています」とテレビで紹介していたのが「ルミクス」という脱毛マシン。千惠さんは大手美容サロンに何度か通ったが、とにかく痛いという印象が先行していた。
「ROLANDさんは『このマシンは全然痛くないし、施術跡も赤味が残らない。肌もツルツルになる』と言っていたんです。それを見てネットで検索したら、『ノア』が同じマシンを導入していることを知りました」。
こうして、ROLANDが繋いだご縁でネイリストとして「ノア」で働き始めた。
ネイル施術中の千惠さん。
道具は仕上がりによって使い分ける。
「お客さんの層は幅広いですね。40、50代がいちばん多くて、下は10代、上は60代まで。男女比は1対9ぐらいですが、経営者さんとかはトップコートなどでツヤを出したりというところに気を使う方が多いと思います」。
ブラックのワンカラーにミラーネイルが変形フレンチで入っている自身のネイル。
なお、現在はネイル担当だが、近日中に脱毛の施術も担当するという。
森の癒しをイメージした脱毛ルーム。
こちらが痛くない脱毛マシンの「ルミクス」。
男性の脱毛はVIOが圧倒的に多いそうだ。次にヒゲと脇。脇を脱毛すると汗の量が減るので、スーツを着て働く男性に喜ばれるという。
「私も肌が弱くて脱毛サロンに行っていましたが、『ルミクス』は施術後も体に異変がないんです。他の大手サロンはあまり冷やしてくれないので火照ることもあります。お湯が沁みたりとか。ここはそういうのがないので、たくさんの人に知ってほしいです」。
医療分野の技術が応用されているという美容機器「グロッティ」。
そんな彼女を推薦してくれたのはオーナーの槇 直人さん。
「千惠ちゃんのいいところ、いっぱいありますよ。とにかく負けず嫌いなので誰よりも勉強して練習しています。
一方で周囲のアドバイスも聞いて、ちゃんと消化して、受け入れて、反復練習に勤しんでいます。さらなる伸び代を期待させてくれる子です」。
「昭和のオッサンレベルで根性がある子です」と言う槇さん。
物販コーナーには各メーカーから持ち込まれたものの中から厳選された美容系商品が陳列されていた。
ニューウェイヘアのブラシは、髪をさっととかすだけでサラッさらになるという。
銀座の「スワン」という予約が取れないネイルサロンが開発したオールインワンクリーム。
千惠さんの仕事以外でのくつろぎタイムは旅行とペット。
数年前に行った韓国では料理の辛さに驚いた。
5年前から飼い始めたフェレットの「カルピスちゃん」はおやつのジャーキーが大好き。
ありがとうございました。
ネイルと脱毛の二刀流を目指す千惠さん、最後に読者へのメッセージをお願いします。
なるほど、男性もモチベーションを上げたいときはネイル、アリですね。
[取材協力]NOAhttps://noa-privatesalon.noah0513.com